山行報告 

2018.6月~2019.10月分

 


2019年10月27日 日曜日

【三重】曽爾高原・倶留尊山

CL:YM 参加者:6人

一行は、いつもより少し早く鶴橋8:45集合に集合し、近鉄急行で名張9:05着

バスが9:35発なので、もう1本遅い電車でもよいのだが、乗り換えに余裕を持ちたいことと、

座席を確保すべく早く並ぶためにわざわざ1本早めたのである。

案の定、次の電車の客がドッとバス停に押し寄せ、

超満員でノンストップバスはひた走り、10:20に曽爾高原へ。天気は曇り

ストレッチの後、10:35にスタートしたが、例年に比べて人もススキも非常に少ない。

聞けば、病害だという。楽しみにしていたススキの穂波が淋しくて

一行はちょっとがっかり気味に亀山峠11:15着。
ここからは少しきつい坂を登って11:35展望広場に出る。曽爾高原を眼下にし、

それを取り囲む山並みが一望でき眺望抜群である。
11:50二本ボソの関所小屋着。ここからは私有地であり、

管理している柳井林業の人に入山料500円を払う。

関所を通ると急に視界が開け、峰を右手に少し降りるとイワシの口という岩先。

ここの眺望も抜群で、二本ボソというよりイワシの口の名で呼ぶ人も多いらしい。

峰の左手が倶留尊山。曽爾高原からは見えない山であり、

黄葉紅葉が美しいが、そこへゆくには一旦深い谷に降りてから、登り返さなければならない。
一行は雨後の急坂を慎重に下りきり、すぐの登り返しを息を切らせて進む。

下山者とすれ違いながら、少し進んでは待つの繰り返しであったが、

12:30に6名全員が倶留尊山頂(標高1038m)に到着した。
昼食の後、13:00に下山開始。ピストンなので、同じ道を辿って帰り、

一行曽爾高原を見下ろしながら、ゆっくりと下山した。

午後は晴れとなり、ススキが穂を持ち上げ陽光に輝く。

これぞ曽爾高原の真骨頂である。
二本ボソへの急坂の下り登りの途中、参加者の1人が調子を崩されたが、

所管理の方のご配慮で無事に下山され、一行も安堵した。


2019年10月14 日(祭日)

【兵庫県】丹波 鬼の架け橋

CL:YT 参加者:3人

集合: JR大阪駅中央改札口 7時15分

バスの時間の関係で早くなったが、予定通り7時23分の快速で9時01分に柏原着で、9時10分のバスに乗り鐘が坂で降りる。バスを降りて歩き出すと栗の実が落ちており、思わず拾い早速の収穫!

鐘が坂公園で準備体操とコース説明を行い歩き出す。まずは昭和のトンネルから明治のトンネルを見学したあと、沢沿いの杉林を上がって行くが、台風の影響か倒木が多く、またいだりくぐったりしながら歩く。黒い蛙に赤い蟹、蛇と遭遇する。坂は徐々にきつくなり、登りきった先が名勝鬼の架け橋だ。岩が宙に浮いているような奇観で記念撮影する。この少し先が金山城跡で来年の大河ドラマの明智光秀が天正6年に築いた城だ。本丸跡は平らで見晴らしが良さそうだがあいにく雲に覆われている。ここの木のベンチで食事をし、来た道と反対方向に下山を始める。金山城の馬場跡、園林寺跡を通り降りていくと珍しい光景に出くわした。蟹が栗を食べているのである。サルカニ合戦!?

坂を降り切り大乗寺で無事の下山を感謝してから国道沿いの旧道を歩く。バスの時間までだいぶあるので追手神社でコーヒータイム。まだ時間があるので旧道を篠山市街に向けてしばらく歩く。北野新田13:59発のバスで篠山市街に向かうが、丹波篠山味まつり開催中のため中心部にはバスが入れずに、途中から徒歩で向かう。さすがに人出が多いが、この時期秋の味覚が満載だ。会場で地ビールを飲みながら、焼き栗、イノシシ肉、松茸入りたこ焼きをいただく。お土産は定番の黒枝豆に黒豆、栗、立杭焼等を買い、帰りは市民センターからシャトルバスで篠山口に出て帰った。

来年のこの時期も別の山を登るなりして企画したい。

降水確率午前午後とも50%だったが、雨は降らずに助かった。


2019年10月4日(金)夜~6日(日)

【鳥取県】 大山

CL:井手野下晶、YT 参加者:7人

金曜日、仕事をそうそうに切り上げた我ら一行は6人で、6時に阪急上新庄駅に集合した。ここでワンボックスカーのセレナ号に乗車し、一路今日の宿泊地米子へ向かう。途中サービスエリアで食事、米子道は蒜山から先は夜間通行止めで予定より時間がかかった。1日目の宿は米子駅にほど近い米子ユニバーサルホテル、一応大浴場も付いてシングル部屋4,277円。

翌日の天気予報は良くなかったが、明けて晴れた。広島から参加の井手野下氏と9時に大山環状道路(県道45号線)鍵掛峠展望駐車場で待ち合わせる。これから登る中国地方最高峰の伯耆富士とも呼ばれる大山の眺望を楽しんだあと、三ノ沢駐車場に移動し沢沿いに登り始める。堰堤が工事中で川沿いから山道に入って行くが、普段の山とは違いブナ林の植生で歩きやすい。堰堤をいくつも超えて、最後の大きな堰堤をロープに掴まりながら登ると、ガレ場となりズルズルと滑りやすい。歩きやすいコースを取りながら行くと徐々に勾配がきつくなり岩場になる。ここを登り切ると尾根状のピークとなり尾根の反対側は絶壁!さらにその先の両側絶壁の細い恐ろしい尾根道を超えると今日の最高地点、三ノ峰(1,692m)に到達し食事となった。うち何人かはこの尾根が超えられず手前で食事となる。尾根はさらに続いておりその先に剣ヶ峰(1729m)が見えるが、この尾根は年々細くなっており危険で通る人はいないようだ。大山は山の崩落が激しく登山者が石を持って上がる一木一石運動をしている。

帰りはもと来た道を下って行く。滑りやすい砂利道のため、転ぶ人が続出したが、幸いに怪我人はなかった。

駐車場まて降りてクルマに乗り込むと雨が降ってきた。登山中に降らずにほんとによかった。この日の宿はロイヤルホテル大山という立派なホテルで、温泉の大浴場に露天風呂、サウナがあり、夜はフランス料理のコースに朝食はバイキング、これで5,280円は何かの間違いか?

レストランでビールとワインを堪能してゆっくり休むが、雨はまだ降っている。

翌日の早朝まで降った雨は出発前には上がり、登山日和かと思われた。飲料水と昼弁当を買い込み、途中にはハッキリとしたきれいな虹も出てクルマを止めた展望台でしばし鑑賞する。しかし烏ケ山登山口に着く頃には雨が降り出し風も強い。しばらく様子を見るが回復の兆しなく、当初の登山は断念することにする。

クルマで宇多田ヒカル出演のミネラルウォーターCMのロケ地になった木谷沢渓流に移動し歩いてみる。きれいな渓流で奥入瀬渓流のようだ。

そこから大山寺方向に移動して大山自然歴史館で大山の歴史と成り立ちを勉強した。そこで貰った散策コースの地図を元に阿弥陀堂コースを歩くことにした。

散策とは言っても長い階段を上り阿弥陀堂にお参りしたあと、あずま屋で食事して大山寺をお参りし元の場所に戻った。そしてサントリー天然水奥大山ブナの森工場の見学に行き、ここでも勉強し、雪を使った現代版氷室の見学もし、お土産にボトルウォーターを貰い、記念撮影をした。奇しくも前回の山崎に続くサントリー工場見学となった。

工場前で広島に帰る井手野下氏にお礼と別れを告げて帰途についた。

次回は再度烏ケ山にチャレンジしたい。

 

大山 井手野下氏からの写真


2019年9月22日(日)

【京都府】天王山 集合:阪急電車西山天王山駅ホーム 9時00分

CL:YT 参加者:8人

須磨アルプスの予定であったが当日朝の降水確率が60%となり、残念ながら中止となる。前日より微妙な天気予報で心配されたが、参加予定者が多かったこともあり急遽行き先を天王山にし、コースリーダーを変更し催行となった。しかしこちらの降水確率も前日より上がって50%、降ってもおかしくない天気である。

阪急電車の数年前に出来た新駅の西山天王山駅ホームに9時に集合したメンバーは8人。久しぶりに参加の方もおり西口のロータリー前でストレッチを行い歩き始める。まずは住宅地を通り小倉神社へ。ここで安全祈願をし境内奥の山道に入っていく。川沿いにゆるやかな登り坂から急坂になり尾根筋に出ると歩きやすい道になった。先を急いでいると山頂の分岐を通り過ぎたが、Ozさんの機転で100m通り過ぎただけで済んだ。急坂を登り切ると平らな場所があり、ここが天王山山頂270mだ。山崎城跡であり城を建てやすいように造成されたのであろう。元々この地は京と大坂を結ぶ要衝であり、秀吉も本能寺の変後、大阪城築城まで城郭として利用していたそうだ。

ここで軽食を取り休憩後下山を始める。ここからは下る一方で、途中天王山の由来となった牛頭天王を祭神とする酒解神社でお参りして行く。本殿は江戸時代後期の建築で国の登録文化財に、また本殿横にある神輿庫は板倉形式という珍しい形式で、鎌倉時代前期の建築で重要文化財に指定されている。

十七烈士の墓は禁門の変(1864年)の時、戦いに敗れ天王山中で自刃した隊長真木和泉守以下十七名の眠る場所だ。

さらに下った旗立松は1582年の秀吉、光秀の天下分け目の天王山合戦の時、秀吉が味方の士気を高めるため老松の樹上高く千成ひょうたんの旗印を掲げた所で、戦局に大きな影響を与え、勝利を収めた。展望台からは、桂川、宇治川、木津川の三川が合流して淀川となる流れ、大阪平野、京都盆地が望める。

山を下りきると大山崎美術館の裏口に出て宝積寺の境内に入る。行基建立といわれる古刹で寺宝多く、秀吉が一夜で作ったという伝説の桃山時代建立の三重搭と閻魔王と眷族像等が重要文化財に指定されている。4月に行われる奇祭の鬼くすべは悪い鬼を煙でいぶし出して災厄を払う追儺(ついな)式である。

山崎は歴史の町でこの他にも国宝の茶室待庵や山崎聖天さん、聴竹居がある。

ここを出ると道は一般道となり、坂を下りきったJRの線路沿いに歩くとサントリー山崎工場前に出る。この踏切を超え西国街道を水無瀬方向に歩く。今日はまともな昼食を食べてないので、街道沿いのうどん屋「かぎ卯」で食事とする。谷崎潤一郎の小説芦刈にも登場する老舗だが、メニューは斬新な物が多い。

食事後はサントリー工場に戻り施設の見学とウイスキーの有料試飲をいただく。

巷では入手困難な山崎や響の年代物をお得な値段で、またここでしか味わえない樽のウイスキーも飲むことができた。

ここまで雨には当たらなかったが、試飲中に大雨となり小降りになるのを待つ間にまた試飲量が増えてしまった。(汗)

山崎駅までの道すがら油の神様離宮八幡宮に参拝して解散となった。

急遽計画した割に盛りだくさんの山行となった。


2019年9月16日(月曜日、祝日)

【京都府】 京都一周トレイル 第6回目

CL:YT 参加者:6人 ランク:B~C

伏見稲荷大社から始まった京都一周トレイルも6回目となり、今回からは北山西部コースとななる。長い距離となるので集合を早くして叡山電鉄出町柳駅8時とした。8時発の叡電で二ノ瀬駅下車、無人駅で降りたのは我々だけ。遮断機のない踏切を渡り京都トレイル入り口に向かう。途中蔵の下から何枚枚もの埋蔵金が出た場所があり、感心しきり。今回は標識「北山No.46」からのスタートとなる。線路添いの踏切前で準備体操し向かいの守谷神社と富士神社で道中の無事を祈願、すぐ先のトレイルルートの山道に入っていく。東海自然歩道と同じルートでいきなり階段でジグザグに付けられた静かな峠道で北山杉のきれいな森の中に分け入っていく。ずっと急登で大汗をかいたころ標識「No.50」の夜泣峠に着いた。その昔皇子が夜泣きをした場所だとか。ここが今日一番のしんどさでこちらも泣きたくなった(笑)

ここからは尾根道となり、なだらかで快適な樹間のプロムナードを歩くとほどなく向山山頂(標識「No.51-3」)に着いた。枯れた松葉の積もった気持ちのよいピークで、南の一角だけが開けて京都の街並みが一望できる。ピークからの下りは急坂で、やがて緩い快適な尾根道となりベンチのある標識「No.52-1」から北部クリーンセンターの遊歩道になる。関西電力洛北発電所の水路橋、発電所の横を通ると道路に出るがここを渡りまたすぐ山道に入る。標識「No.58」から先の道は平安時代からの歴史ある古道で、現在の雲ヶ畑街道(大岩街道)が開削されるまでは、岩屋山志明院への参拝道であった。やがて谷を渡り盗人谷から小峠までは急坂が続く。坂を登りきると森を抜け氷室の集落に出て氷室神社のお参りする。古びた鳥居ごしの参道奥に見える拝殿は、東福門院の寄進によるもので、京都府登録文化財に指定され、唐破風と千鳥破風をもつ珍しい様式。涼しい風が吹きさすが氷室だと感じ入ったら、氷室はここより少し離れた場所にあるとか。しばらく舗装道路を登ると右に山道があり、アスファルトは歩きにくいし同じ道に出るだろうとの判断だったがここはトレイルルートでは無かった。(^_^;)

京見峠の裏から京見茶家に出た。ここの方が親切で家のトイレを貸してくれた上にトレイルルートまで案内してくれた。京見茶家の建物は江戸以前のもので重要建造物の指定もされてるとか。どうりでトイレ前の蔵も立派であった。

道路から山道に入り急坂を登るとなだらかな植林帯に入り京都市街の展望が広がるが、食事できるスペースは無く、日陰の空き地で食事となる。そこから鑓磨岩、前坂の集落を過ぎて上ノ水峠(標識「No.75」・標識「No.76」)沢山を左に見てなだらかな坂を上ると沢ノ池へ出た。ここで集合写真とコーヒータイムをして林道を歩く。

 林道の終点から少し登れば、仏栗峠(標識「No.82」)でやがて、深くえぐれた急降下の道になり、樹林が明るく開ければ、舗装された福ヶ谷林道の分岐標識「No.85」に着いた。

 トレイル北山コースは、よく手入れされ真っすぐに伸びた杉の美林の中を歩くところが沢山あります。この杉が北山磨き丸太に加工されます。付近には台杉の林も見られます。

 林道を下れば槙ノ尾で、清滝川に架かる国道162号の白雲橋の脇の標識「No.87」に出ます。国道を右折し橋を渡れば、約200mで栂尾高山寺。4時ころ到着しました。お疲れ様でした。皆さんの頑張りのおかげで無事に長めの行程を歩き終えました。次回はここから嵐山を目指します!


2019年9月14日 (土)

【大阪府】大阪城トレーニングラン&ウォーク 第2回 ナイトラン

CL:YT 参加者:7人

前回同様城テラスで着替えて噴水前で準備運動してからいざスタート!

今回はレベルがいろいろで、2日後の京都トレイルランも控え、無理もできないので、ペースは各人に任せて集合場所、時間を決める。走り組はあっという間に見えなくなるが、歩き組は無理せずマイペースだが、それでも途中少し走ったりしながら、約5キロのコースをまわった。走り組は5キロのあと2キロで合計7キロとのことであった。1時間後に集合し城テラスででシャワーをして身体測定器も試した。今後も定期的に行っていきたい。

トレーニングラン&ウォークについては一般参加費はいただいていません。


2019年8月31日(土)

【大阪府】大阪城トレーニングラン&ウォーク第1回ナイトラン

CL:西岡、YT 参加者:3人

集合:午後5時 大阪城 城テラス(利用料600円)

雨が降ったり止んだりの天気ではあったが、環状線大阪城公園駅前の大阪城ジョーテラスに集まったのは3人!

ジョーテラスはレストランやカフェでオシャレな雰囲気!

そこの一階にランニングベースがある。

ロッカーとシャワースペースが完備された走る人のオアシスだ!

着替えてから噴水前スペースで準備体操をしてとりあえず5 ㌔を目標に走り始める。

先導してくれる西岡さんは初心者2人をおもんばかって、1㌔8分のゆっくりペースだ。

まずは堀沿いに走り左手に大阪城を見ながら桃林、工廠跡を通り京橋口の橋を渡り梅林、豊国神社前を通り、大手門、森ノ宮を通過するコース。

雨は降らず、夕焼けがきれいだ。

最初の2㌔くらいはキツくていつ歩き出そうかと思ったが、それを過ぎると体が楽になってきた。それでも太腿に痛みを感じ出した頃やっと5㌔を走り切った。

そこからはクールダウンを兼ねて早歩きと小走りで大阪城本丸まで往復した。これが3㌔で合計8㌔のラン&ウォークであった。

今回は久しぶりに大阪城に来てみたが、ジョーテラスをはじめ、観光船の御座船や電気自動車にロードトレイン、イベントでは3年限定夜のイルミネーション「サクヤルミナ」

https://sakuyalumina.jp/

また期間限定の櫓内部特別公開や売店も悪名高きたこ焼き屋に代わり各所にローソン、本丸横のレトロな旧陸軍施設はハイカラなレストランになり、以前とは様変わりしていた。

たまたまこの日に走りのイベント「大阪城公園ナイトハーフマラソン 」も開かれており、東の皇居マラソンに匹敵する西のランナーの聖地になりそうな予感がした。

我々も定期的にトレーニングして体力の向上を目指したい!

頑張ればハーフマラソンくらいは目標にできるか?


2019年8月25日 (日)

【三重県】赤目四十八滝ウォーク

CL:OzT 参加者:6人 内一般参加:1人

前日までの不安定な天気が嘘のような晴天。赤目口駅に今日の参加者が集合。赤目滝行きのバス停は既に長蛇の列。思うことは皆同じ様である。詰め込むだけ詰め込んだ満員のバスは10分程で運んでくれた。

まずは日本サンショウウオセンターに。色んな種類のサンショウウオがいる。名前や性格が表記されていて面白い。

通り抜けると遊歩道が整備されている。雨が降った後なのか水量も多く先月に行った武庫川渓谷とはまた違った迫力である。

 緑も多く太陽の光が当たりとても美しい。滝にはそれぞれ名前が付いていて特に見所とされる【赤目五瀑】は見逃せない。

歩き始めてさっそく「不動滝」。高さ15M。不動明王にちなんで名付けられたと言う。

 今回のコースは往復約8キロ。お手軽なのでゆっくり景色を楽しみながらの行程。途中にベンチやお手洗いもあり安心。

 そして「千手滝」高さ15M。滝、岩、樹木、滝壺が調和され美しい。岩を伝って千手ように落水するところから名付けられたとも言われている。

 ここから一気に登りとなる。息が上がるが上から見下ろす景色もまた美しい。

 次は「布曳滝」高さ30M。一条の布をかけたように落ちる。

 その他大小とりどりの滝を楽しみながら立ち止まって写真を撮り気が付けばもうランチタイム。ちょうど百畳岩がありここで休憩をとる。

残り2つの名瀑を求めて出発。滝の名前には「雛壇滝」のようになるほど納得いうものもあればうーんどうしてこんな名前?と考えながら歩くも楽しい。

 そしてついに「荷担滝」高さ8M。岩を挟んで2つに分かれている。今までよりもさらに美しい。滝のすぐ上にも滝があり皆で大絶賛。どの顔も笑顔である。

最後の「琵琶滝」高さ15M。滝つぼの近くまで進むことができた。マイナスイオンも8倍。思わず深呼吸。

まだもう少し先もあるが今日はここまで。同じ道を戻る。途中の百畳岩で《Cafeよしかわ》開店とのこと。美味しいコーヒー。今日も格別である。

早く行程も終わり日帰り入浴もできる。希望者は赤目温泉でまったり汗を流して帰路に着いた。


2019年8月4日(日)

【滋賀県】比良山系白滝谷沢登り

CL:YT 参加者:3人

朝阪急南茨木駅に集合した一行はクルマで比良山を目指す。

花折峠を経由し明王院の先でクルマを停め歩き始める。

一の滝、二の滝、水飲み場、護摩堂を過ぎ三ノ滝は降りてみる。その昔、生身の明王様が出現した滝だけあり、見おろすと吸い込まれそうな迫力だ。

さすがにここは登れない。

登山道に戻り少し登ったいつもの場所から川に入る。装備は全員地下足袋にわらじだ。

水流は例年と変わらずで沢登りのはじまりはじまり!

暑い時期ではあるが、沢の上は涼しい風が吹き沢の水は気持ちいい。

普段の登山とは勝手が違い、手と足とバランス感覚を駆使して、岩につかまり登って行く。途中カエルさんや魚さんと遭遇し、岩の上でランチとする。

昼からもひたすら登るが、途中引き上げ用のカラビナ付きのシュリンゲを流してしまい紛失するという失敗があった。

スタートも遅かったので例年の滝まで行かずに途中の登山道と近い斜面を登り、沢から上がった。帰りは登山道を下り牛コバを通り来た道に合流し無事に下山できた。

来年は頑張ってもう少し先まで登ってみたい。

帰りは巨大な天狗がシンボルのくつき温泉てんくうに寄り、着替えて汗を流した。

暑い夏には欠かせない沢登りであった。

・シュリンゲ(ドイツ語)=リング状になったロープやテープで、支点と支点、支点と体を連結するために使用。英語でスリングとも言う。

・カラビナ(ドイツ語)=開閉できるゲートがついた金属リングで、ロープとハーネスなどの支点を素早く確実に繋ぐことができる。


2019年7月26日(金)~7月28日(日)

【山形県】蔵王 月山 湯殿山 羽黒山 (出羽三山) 酒田観光

参加者:7人(うち一般参加1人) CL:YT

7月26日

伊丹空港北ウイングに7時過ぎに集まった一行は予定通りJAL2233便8時00分発にて山形に飛んだ。夏休みに入ったせいか預け荷物は長蛇の列だったが、搭乗口のセキュリティはすいてて助かった。

今回はアイゼンやストックが 機内持ち込み禁止のため預けるしかない 。

定刻通り9時15分に「おいしい山形空港」に着き、レンタカーに乗り山形駅で軽 井沢からの人と10時過ぎに合流し、蔵王に向かう。標高855m山麓駅から蔵王ロープウェイとゴンドラを乗り継ぎ楽々と地蔵山頂駅1,661mに到達す る。気温24℃と下界とはずい分温度差がある。ゴンドラ降り場前で準備体操をし、前の広場の全高2.34mの蔵王地蔵尊に今日一日の安全祈願をして登り始 めた。目指すは蔵王連峰最高峰の熊野岳1,841m。

なだらかな木道を上って行くと見晴らしの良い分岐点がありそこで食事タイムにし てその後山頂に立った。そこから少しゆるい下り坂を降りていくと崖になっており近づくと急に視界が開けエメラルドグリーンのお釜が姿を見せた。蔵王連峰の カルデラ湖でこのあたりはもう宮城県である。左回りに外輪山の馬の背を刈田岳の方向にお釜を見ながら歩く。見る場所により色とお釜の形も変わっていく、五 色沼とも云われる所以だ。

帰りのルートはお釜からの坂を上がり、途中には高山植物の女王の≪コマクサ≫が群生していて、今まで見たことのないほどのたくさんの花が咲いていた。

自家焙煎のコーヒータイムで休憩し地蔵岳1,736mを経由して地蔵山頂駅まで歩いた。天気は晴れ時々曇りであった。

山頂駅まわりのオオシラビソ(アオモリトドマツ)は広範囲で立ち枯れしており、原因は温暖化によるキクイムシの活性化らしい。この樹は樹氷の元となる木のため、蔵王名物の樹氷が見れなくなるかもしれない。

この日の宿はふもとの蔵王温泉おおみや旅館。源泉かけ流しの強酸性の濁り湯は山を降りた体に心地良い。部屋も食事も良くていい宿であった。翌日も朝から温泉三昧で、チェックアウト時にはなんとカモシカさんが宿の前に現れ見送ってくれるというサプライズがあった。

27日 姥沢月山ペアリフトを使う。リフトのまわりはニッコウキスゲが群生している。リフト上駅1,520mの神社にお参りして歩き始める。木道と雪渓がいくつか あったが、雪の上は階段状のステップが付いておりアイゼン無しでも何とか登れる。雪渓の上は冷蔵庫を開けた時の様な冷風が吹き涼しさ満開である。途中の尾 根筋からは鳥海山も遠望できたし法螺貝の音も聞こえる。チングルマがところどころに咲き、また咲き終わった毛のようなものも見ることができた。岩の道を登 りきったところが頂上の広場でその奥が今回の最高峰月山神社1,984mである。お祓いをしてから神社にお参りして下山を始める。ここは出羽三山の一つで 修行の山でもあり、白装束の修験道の方もよく見かけた。途中待機のOさんと合流して帰りは分岐を右に取り姥

ヶ岳へ向かう。色とりどりの高山植物に草木の緑と雪渓の白、空の青と雲の白、ま さに絶景である。ただこのあたりから一時雨となり雨具を付ける。雨はしばらくして上がり姥ヶ岳頂上に到達。ただ残念ながら視界は悪い。ここからは雪の急斜 面で下りのため全員アイゼンを装着する。下ると雪が無くなり道は木道となり月山ペアリフト上駅に無事に到着した。下山後は酒田に直行して駅近のビジネスホ テルにチェックイン、シャワーを浴びて服を着替えフレンチの有名店「ルポットフー」でリッチな食事とワインをいただく。そして今回のもう一つの目玉企画の 「バーケルン」へ。事前情報で92歳の現役バーテンダーは入院中との事であったが我々がカクテル「雪国」をいただいていると突然登場された。なんでも昨日 退院されたとの事で 我々には大きなプレゼントであった。

28日は本間邸、酒田港をドライブして、「さかた海鮮市場」でウニ、タコ、岩牡蠣をいただく。そして山居倉庫の見学と買い物したあと羽黒山に向かう。国宝の五重塔を見たあと一行は参詣道を羽黒山神社に向かう。

樹齢300年~500年を超えるミシュラン・グリーンガイド三つ星の杉並木が山頂までの1.7kmの参道に、右側に284本、左側に301本の総数585本が植えられているとの事。一の坂、二の坂、三の坂合わせて2446段の石段を登り現世の厳しさを知りました。

そしてコースリーダーは車を羽黒山神社にまわし、本殿前で歩き組と合流した。

その後地元の蕎麦屋で食事。漬物が食べ放題なのが嬉しい。そして出羽三山の残る 1つ、湯殿山神社へ。駐車場からバスに乗り湯殿山神社本殿に着く。まずお祓いを受けてから中へ。ここの御神体は温泉が湧き出る岩そのもの。そこを靴を脱い で裸足になってお参りするという世にも珍しい場所であった。これで出羽三山すべてにお参りすることができた。羽黒山(現在)、月山(過去)、湯殿山(未 来)の三山を巡ることは、死と再生を辿る「生まれかわりの旅」といわれている。

最後に山形空港に向かう途中、家具で有名な天童木工本社ショールームに寄り、無事に全行程を終えた。

今回は雨具を着たり、アイゼンを実際に付けて歩行したりと、今後に向けてよい練習になった。

山で出会った高山植物は上記以外に

ハクサンフウロウ、ハクサンシャクナゲ、ヨツバシオガマ、ゴゼンタチバナ、ミヤマリンドウ、ミツバオーレン、ミヤマキンポウゲ、ウスユキソウ、アザミ、ハクサンイチゲ、コイワカガミ、アオノツガザクラ、コバイケソウ、トキソウほか……

山あり観光ありの楽しい旅となった!


2019年7月15日(月)

武庫川渓谷廃線ウォーク

参加者:6人 CL:OzT

昨日迄の雨が嘘のように晴れた。本来は日曜日が開催だが都合の為1日遅らせたのが正解だった。

生瀬駅10時出発。廃線の入口までは車の通行量の多い一般道路を歩く。

途中木ノ本地蔵があり寄り道。静かなお寺。夏の花ハンゲショウが咲いていた。ついでにこの場をお借りして体操。廃線へと進む。20年ぶりの地。すっかり様子が変わっている。

さて廃線ウォークの始まり。早速右手に渓谷が迫るダイナミックな自然を満喫しながら歩く。昨日迄の雨のおかげか水量も多く流れる音 も豪快だ。

最初の北山トンネルは長さ319M。真っ暗な入口から涼しい風を感じる。ワクワク感も高まる。

そして北山第2トンネルは最長413M。レンガ造りのトンネル。コウモリが飛んでいた。

大きな岩の合間に水しぶきが上がる景色を楽しみながらそろそろ昼食の場所を考え る。以前は勝手に川原に降りることができたが今はすっかりフェンスが張られ立ち入り禁止になっている。どうしようかと悩んでいたらちょうど大きな石が階段 のようになっている場所があった。ここなら景色を目と耳で楽しめそうだ。少し早いが昼食を摂った。

昼食後もまだまだ廃線ウォークは続く。溝滝尾トンネルを抜けると第2武庫川橋梁。映画「スタンド バイミー」を思いだす。

長尾山第1トンネルを抜けると景色が少し変わり川を左手に見る。

ここからは樹木も多く「この木なんだ」クイズがあり童心に戻って皆で答えを考える。(今回このクイズでウケた木が「アブラチャン」)

そして親水広場。休憩しているグループも多く我々もここで休憩を取った。

サクラやもみじが多く秋の頃も違った景色が楽しめそうだ。広場の北端に桜の園の入口があった。時間も早いのでまたまた寄り道。

ここは伝説の桜守として水上勉の小説にもなった笹部新太郎氏の演習林「亦楽山荘」の跡で周回路が整備されている。一周約60分。今回は少しだけ。意外に上りの山道で東屋がありぜひ次回は一周散策も行程に入れてみたい。

そして元の廃線コースに戻り残り2つのトンネルを抜けると廃線ウォーク終了。JR武田尾駅に到着した。

ここで解散とし武田尾温泉で日帰り入浴組と帰宅組と別れた。


2019年7月7日 (日)

【大阪府】池田五月山〜箕面ハイク 総会

参加者:8人 CL:YT

集合:阪急電車池田駅改札口に午前9時

梅雨時で天候が心配されたが、梅雨の晴れ間の晴天となった。

今日は七夕。何年か振りに牽牛と織姫の逢瀬が望める。しかもこの地は呉服の由来となった織物の伝来の地と言われ、その昔呉の國のアヤハとクレハの姉妹が織物を伝えたと言うまさに織姫伝説のうってつけの場所ではないか!

阪急池田駅に集合した我々一行は、改札横で軽く準備運動をしてから歩き出した。 五月山公園までは街歩きとなる。まずは日差しを避けるためアーケードに入る。アーケードを抜けた先は池田の銘酒呉春の酒蔵である。その先を右に曲がり池田 城跡公園に向かう。ここはよく整備された公園で、池の鯉や蓮の花が綺麗である。再現された天守閣からの眺めもいい。城跡を出て五月山体育館の前から五月山 公園に入り、少し上がると娯三堂古墳がありそこで小休止。その後はドライブウェイと平行した山道を歩き、吊り橋を渡ったりしながら五月平展望台に出る。こ こで景色を堪能したので、日の丸展望台は通り過ぎ、その先の池田カンツリー倶楽部のところを右に入り五月山緑地霊園に出る。ここからの眺めも素晴らしい。

この後、道は登山道となり六個山に向かう。頂上直下の上り坂はかなり急だが無事に今日の最高地点395.9mに到達した。

ここから下って行くとキャンプ場を抜け青少年教学の森野外活動センターに無事到着した。

この時期エアコンのある屋内で食事できるのはうれしい。

会員による総会後、ワインによるメンバーの誕生祝いとコースリーダーによりコーヒー豆の焙煎の実演とその豆で挽いたコーヒーが振る舞われた。

今年1年事故もなくお疲れさまでした。


2019年6月23日(日)

曇り、晴れ

額田園地アジサイ園より生駒山上を経て生駒聖天

 CL:OkT 参加者:2人

何時ものように8時集合鶴橋駅

一昨日までは雨の予報が出ていたが、当日は曇りになり、

天候の変動で参加者は少なく、2人での山行になった。

東花園まで準急で、東花園より、各駅停車に乗り換えた。

車内は登山用の服装の人がほとんどで,

「こんな日でも山行の人がおおいね」と話しながら天候を気にしながらの山歩きになる。

山行きの服装をした人たちは、枚岡駅でほとんどが下車した。

我々は次の額田で下車。

山行きの服装をした人は、我々1組のみ。

枚岡さくら公園を目指して歩いていくと、何組かの人びとに出会う。

やはりアジサイ園を目指している様子。

 雨上がりの公園は緑がさわやかで、空気も澄み切っていて気持ちが良い。

この公園で準備を済ませ、山に向かって歩き始める。

ここの公園のアジサイは5分咲きぐらいなので、

山の上のアジサイ園の咲き方が少し不安であったので、

保険のためここで写真をパチリ。

山の上で咲いていなくても大丈夫と笑いながら歩きだす。

息を切らしながら額田展望台まで。やはり歩き始めはしんどい。

展望台では、天候も良かったので大阪平野が,澄きっていて美しく

クッキリ見ることが出来少し心を和ませてくれた。 

大阪平野を眺めながら、しばらく息を整えから、山を登る。

この道は歩きやすく、整備も行き届いていて気持ちが良く、

小鳥のさえずりを楽しみながらの歩き、

中腹で枚岡から登ってくる道と交差している。

人もずいぶん増え、道幅も狭くなってきた。

でもその分両サイドに咲く花が観察することが出来、

目を楽しませてくれまた登るのには退屈しない。

白いホタルブクロの群生が何か所にもあった。

暗がり峠よりの交差点当たりでは、

額田あじさい園にも、近づいて来た事もあり、さらに人数も増え驚く。

心配していたが、花は満開になり色とりどりのアジサイの花は

「よく来たね」と話しかけているようにも思えた。 

 広い園地も時間をかけてゆっくりと花を楽しみながら隅々まで歩く。

割合若い人たちも多く、又ランニングしているグループとも出会う。

その後生駒山上にむかうが、急に年配者が多くなったのにもビックリ。

生駒山上公園も多くの人でにぎわっていた。

 ここは子供連れの家族が多く乗り物もほとんど動いている。

昼食も早々に生駒辯天寺に、歩き出す。

ケーブルの横側の道を下る。

14時には生駒駅に着きました


2019年6月9日(日)
京都一周トレイル 第5回目
参加者:5人 CL:YT
集合場所は京都四条河原町交差点とちょっとイレギュラーな場所であったが、無事に合流し予定の9:16発のバスに乗り込めた。バスは大変に混雑していた。途中でOさんが乗ってこられ総勢5 人となる。
10時過ぎに大原手前の戸寺のバス停に到着し歩き出す。ここは以前の山行き例会の瓢箪崩れ山でも通ったところだ。川沿いの木陰で念入りに準備体操をしてスタート。まず江文峠を超えると山道からアスファルトとなり静原神社に到着。
少し早めのランチとしまた歩き出す。

阿弥陀寺から今日2つ目の峠薬王坂を超えて下ると鞍馬に出た。時間はまだ1時過ぎと早く、せっかくだからと鞍馬寺にお参りすことにした。

ケーブルカーを使わずに本殿まで行き、そこからさらに奥の院まで登り貴船に下る。貴船神社に参拝し叡電貴船口まで歩いた。お疲れさまでしたー

午後からの天気の崩れもなくそれほど暑くもなく快適な山行きであった。


2019年6月2日(日) 

クリーンハイク 飯森山
参加者:3人 CL:OzT
6月の第一日曜日は、全国一斉のクリーンハイクです。
会からは、飯森山を綺麗にと参加しました。
野崎観音で準備運動をして、片手にゴミ袋、片手にトングを持ち出発!基本的には登山道は綺麗なのですが、どうしてこんな所にこんなゴミが?と思うものが落ちてたりします。

ひとり1Kgで、合計3Kg拾いました。

大東市立野外活動センターで回収して頂いて、楠公寺、314mの河内飯森山山頂へ向かいました。

11:20分 山頂展望台で少し早めのランチタイム!

11:45分、雲行きがあやしくなってきたので下山開始。

四条畷方面への下りは、けっこうキツイ~~

時間も早いので、寄り道 「御机神社」へ。   でもこの神社何て読むのかな?と、、、

正解は「みつくえじんじゃ」でした。

四条畷神社に、今日の無事下山を報告お礼参りし駅へ。

駅前で、クリーンハイクお疲れ様のコーヒーブレイク。

ポツポツ雨が落ちてきた。

山中で濡れずにラッキーでした。

それでは、帰りましょう!と。


  2019年5月26日( 日 )

【大阪】 熊野街道 (天王寺~住吉)

 参加者:3人 CL:OkT

熊野街道と西成地区の歴史を歩くことにしました

四天王寺南門に熊野権現礼拝石があるので、ここでまず安全を祈願して、 

熊野大社の方向に向かい礼拝をすませ、南に進むとすぐ前に,

庚申神社があるここをまずお参りすることにした。

1年に6回ある(庚申の日)は今でも、たくさんの参拝者で賑う。

(お堂の中には3猿の石像が祀られていることが名高い)縁日では三猿堂前で二体の猿の木造が置かれていて、腰や足など痛いところを撫でてもらうと「病に勝る」「魔も去る」そうだ。

ここを後に昔を偲んで表道を使わずJR高架を横切る歩道橋を選んだ、

国号を横切り、またまた古を満悦するため近鉄の地下道を、出たところには、

昔に栄えた阿倍野寺や街道の説明の碑があった。

そこから南に進み、外国予備校の前を右に折れ阿倍野寺跡に、

ここには塔心礎が有ったとの説明があった。

今は天下茶屋公園に礎石が保存されている(現在は大阪府指定文化財)となっている、

これより熊野街道に戻る。

説明が少し苦手なので区民センターに立ち寄り、

このあたりより出た、縄文式時代の土器等の展示や説明を見てもらった。

ここを後に熊野古道を南に松虫まで、これより天下茶屋方向に西に下る。

しばらく歩くと松虫塚に。次郎石衛門が、松虫の声を愛好して庵を結んで暮らした。

再び西にしばらく行くと、聖天山公園一帯(聖天山古墳)

現在は古墳の原型はないが、天下茶屋聖天が残っている。

ここに聖天山山頂の本堂にお参り、

余談であるが6月の額田園地のアジサイ園の予定で帰りは、

生駒の聖天に立ち寄るコースを入れている。ぜひ参加してください

西に下って、西成区民センターでトイレ休憩を取り、

(この辺りは昔海であった事や、小さな島々に人が生活をした痕跡物が展示しているのを見てもらう予定であったが、自民党の大会があり、見ることが出来なかった)

ここより天下茶屋公園に向かう。

阿倍寺礎石が、移動され保存されている。天下茶屋公園は、昔薬屋の 是斎屋の跡であり

(和中散)という薬で繁盛した,

また茶屋としても有名であったとの事現在は公園の隅に石碑のみが残っている。

これより南に向かって歩き…天神ノ森天満宮をめざす。

天満宮の入った所右側に仇討ち供養塔がそびえているのが、印象てきであった、

またこの森林に沸く泉水を秀吉が【恵水】と名づけ褒めたたえたとの事と、

淀君懐妊の時安産祈願をした(子安石)とも云われる霊石がある。

これより西に天下茶屋跡があり、ここでも説明は皆さんに読んでもらい前に進む、

一段と高い所に森があり、急な階段を登ると阿倍野神社。

ここを参拝し南にでると帝塚山になる。

ここを境に住宅も急変豪邸が立ち並ぶ、別世界になり驚き、

大家マサコさんの関連したマサコホームがある、

街中を通り抜け、3人なのでお昼は優雅に、帝塚山のポアールで

音楽祭サービスセットのランチを楽しむ事にした。

さすが人気があるだけあってとても美味しく、皆さん満足したとのこと。

お昼を済ませ、万代池公園に到着、

丁度音楽祭イベントのフラメンコダンスを演じていた,

其の後は生演奏のジャズを聴き、帝塚山音楽祭に参加し満悦する。

これより熊野街道碑を後に街道散策、高谷家住宅、帝塚山古墳、

池田家住宅(国の登録有形文化財に登録されていて、江戸期が偲ぶことが出来る) 

法泉寺(大阪府指定文化財に指定された十三仏の石像が並んでいる、

この十三仏は1つの石から作られていることが説明されていた)

次に浅井神社、大歳神社(おもかる石)で名高い、

最後に住吉神社に、入口の卯の花園は満開で私たちの参拝を楽しませてくれた。


2019年5月19日 (日)

六甲山最高峰

CL:OzT 参加者:4人 内一般参加:2人

今回は久々の六甲山最高峰。芦屋川から六甲山最高峰を目指す。高低差910M。そして有馬温泉へ下山。なかなかのロングコースである。

最終集合の芦屋川駅広場に今日の仲間が集まった。実は今回のCLは当初担当が決まっていたメンバーの所用のため代理を買って出た。しかし久々のコースでCLを務めるのは不安でいっぱい。本日の目標は無事の下山。

まず芦屋川に沿って少し登った公園で準備体操。9時10分に登山開始。高座の滝 でひと息入れ本格的な山道に。まず風吹岩を目指す。記憶ではすぐに着いたような気がしたがなかなかたどり着けない。しかし鎖場もあり楽しい登り。途中振り 返ると神戸の町が下の方にある。気持ちの良い林を登って10時10分風吹岩到着。今日もイノシン君が登山客の近くにいる。少し休憩をとり雨ヶ峠に。やはり 六甲の銀座。道はキレイに整備されて歩き良い。ゆるゆると確実に高度を上げて行く。ゴルフ場のゲートがあり扉を開け閉めするのが楽しい。水分補給に休憩を 挟みながら雨ヶ峠まで登った。ここで昼食をどうするか相談した。いつもは本庄橋跡で食べて満腹状態で七曲を登る。しかし今日はゆっくりペースで歩いている がいつもより早いのか昼食を摂るには早そう。思いきって山頂まで行ってみようかと話しが纏まった。たくさんの登山グループに道を譲りながらゆっくり登る。 七曲に入るとシールで一合目とあった。やっぱり十合目まであるんだろうかと喋っていたら何故か三合目。二合目無かったよねーと笑いながらどんどん登る。さ すがに空腹を感じたが昼食ポイントは無い。一時間程登り遂に一軒茶屋。さぁごはんごはん。じゃなく山頂山頂。

12時20分山頂到着。山頂には大勢のハイカーが休憩していた。日差しもきつくなく風が気持ちいい。ゆっくり休憩を取り有馬に向けて下山。さすがに皆さん有馬温泉に 下山と言うことでお風呂の用意をされていた。もう心は温泉に。

魚屋道は一部道が崩落していて迂回道ができていた。しかしそれ以外は歩き良い。それにしてもあんなにたくさんいたハイカーは何処のルートで下山しているのかとても静かで一瞬道迷いしたかと思ってしまうほど。

実は1月の例会で≪有馬温泉近道≫と看板があったのが気になって今日はCLなのでその道を行ってみた。いや本当に近道ですぐ稲荷神社に着いた。14時50分金の湯に到着。温泉の方が空いているよと言われたので今日は金の湯で汗とホコリを落として本日の行程を終えた。

入浴後は二次会と称してビールと有馬サイダーで乾杯した。歩くスピードはゆっくりだったので息が上がることも無かったが1回の休憩タイムが5分程度だったので思いの外早く下山できたと思う。温泉もバスも空いていて良かった。

有馬温泉発宝塚行きバス16時15分発。阪急宝塚駅16時45分発。


2019年 5月12日(日)

京都一周トレイル4回目

参加者4人 CL:YT 

予定通り叡山電車出町柳駅9:07発で八瀬比叡山口からケーブルとロープウェイを乗り継ぎ比叡山山頂駅に着く。準備運動のあと道沿いの石楠花を見て歩く。花付きも良くきれいであった。

トレイルコースに入ると下旬開催のトレイルランの下見とかで走る人が多かった。浄土院、釈迦堂を通り回峰行の道(峰道)に入る。回峯行者が御所を拝したと いう眺めのいい「玉体杉」は展望の良い絶好の休憩場所で、回峯行者が御所を拝するところ。尾根の急坂を登り横高山(767m)の山頂に到達。次の鞍部まで は少し下りで、再び急坂を登れば水井山(794.1m)だが、緩い迂回コースに入ったため少し戻る感じで山頂に着く。ここが京都一周トレイルコースの最高 地点。

そして仰木峠(573m)までは急坂を交えた下りが続き横川から来る東海自然歩道と合流しその先は「ボーイスカウト道」。

植林の中の急坂を降りきって戸寺バス停で解散した。

天気は薄曇りで歩きやすかった。

次回はここから鞍馬を目指します。


2019年4月21日(日)
【奈良】奈良大仏鉄道SH(スニーカーハイク)
参加者5人 CL:YT、OkT
 JR天王寺駅に集合したのはYくん、MiさんとCL2人。8時13分天王寺発JR大和路線快速の車中でMaさんと合流し総勢5人に。9時5分加茂駅に到着して駅前で準備運動して近くの煉瓦造りのランプ小屋から今日の町歩きのはじまりはじまり〜
C57貴婦人と呼ばれたSL展示を過ぎると線路跡から離れたコースとなる。途中親切な村人たちに道を教えられたり、あけびの花の名前を聞きながら歩く事になった。

観音寺橋台で線路跡に出て鹿背山橋台ー梶ヶ谷隧道ー赤橋ー井関川橋梁跡ー松谷川隧道、関西(かんせい)鉄道の社章を案内板を見ながら歩く。同じような煉瓦造りの隧道や橋梁でもそれぞれ個性が有り違う。

昼は「きっず光科学館ふぉとん」のお庭のベンチで食事し、館内を見学してからまた歩き始める。右手のバベルの塔ばりの建物は木津南配水池、鹿川隧道を上か ら見て、急坂で鉄道を人が押したという黒髪山トンネル跡は今回の最高地点だ。その先の直売所に寄って、スタバカフェで一服し大仏鉄道記念公園で記念撮影し 佐保川橋脚跡を通りJR奈良駅手前で解散となった。
天気も気候も良くてよかった。
また違う廃線跡も機会があれば歩いてみたいと思うハイクであった。

2019年4月14日(日)

中山山は雨のため中止としました。


2019年 4月7日 (日)吉野山

参加者:6人 内一般参加2人 CL:OzT 

今回も桜ハイク。桜と言えば吉野。吉野は下から順に咲いていくので何処かしらで桜が見られる。

いつもより早い集合時間にも笑顔で集まった。だって今日は晴天。サイコーの桜の吉野が楽しめそう。

電車も大勢の花見客を乗せ出発。我々は吉野手前の大和上市で下車。ここからコミュニティバスを利用して宮滝まで。さすがに田舎のバス。のんびりしていて乗車も待ってくれる。

宮滝のバス停よりすぐに広場がありここで準備。もう空気が違う。のどかだー。何処からか鶯の声と桜の花びらがはらりはらり。

まずは舗装道路を歩く。微妙に上り坂。桜木神社(!!)で今日の安全を祈願。屋根付きの橋を渡り参拝。しばらく集落を歩く。万葉歌碑から山道へと変わった。

渓谷に沿って歩く。とても気持ちいい。花粉症対策のマスクを思わず外した(これで後々辛い目になろうとは…)。

近畿自然歩道。2回程水分補給で休憩し良いペースで登って行く。そして登りきったら。

じゃーん!!これぞ吉野。花矢倉の展望所。満開の桜とは言えないが青空の下やはり美しい(写真)。少し早いが先にお昼休憩を取った。それから本日の最高所地点の吉野水分神社。

さてこれから吉野駅への下りは観光気分で。初めて立ち寄った桜展示園は名前のとおり桜の展望が素晴らしい(写真)。そして蔵王堂でゆっくり参詣。丁度法話を聞く事も出来満足。

下に下に行く程桜は満開。だが人混みに疲れたせいか(贅沢だが)桜はもうお腹いっぱい。もう桜はいいよねと苦笑いしながら歩いた。ロープウェイで下るか皆に聞くと歩くと言うのでそのまま吉野駅まで歩いた。

2週連続のサクラ山行。お天気に恵まれいい山歩きが楽しめた。

 

追記

翌日花粉症が酷くおめめ痒く鼻ぐずぐず。吉野は杉の産地だった(泣)


2019年3月31日 (日)音羽山

参加者:6人 CL:OzT 

今年はサクラが例年より少し早い。サクラの見頃だろうか?とつぼみと共に期待も膨らむ。集合場所までの車窓からの景色もサクラが咲いている。今日も素敵な山歩きができそう!

集合場所へは各自それぞれが行き良い方法で集まる。

地下鉄、京阪と乗り継ぎ大谷駅下車。下車してすぐ蝉丸神社。子供の頃一番初めに覚えた百人一首の≪逢坂の関≫である。本日はここよりスタート。がいきなり の道迷い。道がわからない。どうやら社の奥を通り抜けるようだ。国道 1号線を超えて山道に入る。東海自然歩道。いきなりの急登。でもこの山道は手入れされているのかとてもキレイに整備されていて気持ちいい。一気に登り一息 入れる。まだまだ続く急登に各自マイペース。登りきると景色が開けた。もう少し頑張ってやーっと音羽山山頂。本日の最高峰593M。

眺めがとても素晴らしい。琵琶湖はもちろん比良山系、先週登った比叡山、去年登った愛宕山。京都市街地が一望。お天気も良くとても気持ちいい。しばらく展 望を楽しみ次へ進む。目指すは牛尾観音。気持ちのいい東海自然歩道とは途中で別れると道が多少悪くなったがまだいつもよりは歩き良い。牛尾観音はお昼に着 いた。他のグループが出発したので我々もこの場所をお借りしてランチタイムとした。

ゆっくり休憩を取り醍醐へ向かう。桜の馬場へ下り木橋を渡り山道へ。沢沿いに登って行く。途中美しい滝を眺め横峯峠へ。ここから上醍醐への道が閉鎖されて いたので女人堂へ行くつもりで歩いていた。しかし地図を見ると迂回すれば上醍醐に行けそうだった。時間もまだ余裕があったので上醍醐に向かった。上醍醐は 人もいなくて寂しい。見学しながら長い長い道を下りサクラ真っ盛りの醍醐寺に到着。

こちらは大勢の観光客。あいにくゆっくり拝観するには時間が足らなさそうだったので遠目にサクラを眺めながら行程を終えた。

初めて歩いたコースだったが気持ちの良い道で次回は三井寺、石山寺に向かう山歩きも計画したい。


2019年317日(日曜日)

京都一周トレイル 第3回 叡電茶山駅ー比叡山

 CL:YT 参加者:5人 内一般参加1人HY

前日までの降水確率が40%なのが当日朝に60%となり中止となるところであったが、行く準備をしていた人がおられたのと、午後からは降水確率が下がっているので今回は決行とした。

出町柳で集合し前回解散した茶山駅で既に雨のため、ホームで雨具に変え準備運動もしてから歩き出した。

日本バプテスト病院の裏から山道に 入るとすぐに大山祓神社・地龍大明神があり、本日の参加者の無事を祈願する。東山を登り始めていくと周りを岩に囲まれた場所があり、これが白隠が病気の治 療のために訪ねた白幽子旧跡だ。途中白川石の石切場跡を通る。昭和初期に石の切り出しが禁止され放置されたらしい。そこからさらに登り、瓜生山山頂(301m)に到達する。山頂にはこのあたりの城跡を回るグループもいて、その方たちによるとここは将軍山城の跡地で京都守護の山城であったらしい。本丸跡には将軍地蔵の石室もあった。そこから少し先のところに白鳥山頂(北白川城出丸 (北城) )もあった。

雨だと苔や石が大変きれいで庭の専門家Ooさんの解説が冴える。苔の種類についてや、この山の花崗岩が細かくなり川に堆積して白川の語源になったこと。この砂は枯山水など京都の庭に使われたが最近は入手が困難なこと。砂がきらきらきれいなのは雲母が含まれるからで、雲母坂の語源の可能性もある。

歩き出すと雨は上がり陽も差すがその後また降ったり止んだりの天気であった。

道は登り一辺倒ではなく変化に富ん だ山道で倒木も道を塞ぐほどではなく登りやすい道であった。尾根道に出たところで雲母坂(きららざか)に合流しここから出会う人も増え、トレイルランの人 が多かった。その後雨が上がりスペースもあったのでランチタイムとする。食事後ケーブルカーの終点とロープウェイの乗り場に到達するが、 どちらも冬季運休中 。

そしてここから山頂を目指すトレイルルートが閉鎖されていたため迂回ルートを通る。四明岳(しめいがたけ、838m)を目指すが「ガーデンミュージアム比叡」が閉館中のため、残念ながら近くまでしか行けなかった。 このあたりには 石楠花の巨木の林があり 花の頃 はさぞ見事であろうと思えた。 そして 最終目的地の大比叡山頂848mに達する。比叡山には比叡山という山はない。ここ大比叡が最高峰である。

下りはかなり急坂であったが程なく琵琶湖側へ降りる ケーブルカー乗り場に着いた。

日本一長いケーブルカーで約11分で坂本に着きここで解散。有志で鶴喜そば本店で打ち上げとなった。

天気は良くなかったが 雨具装着の実践のいい練習となった。 雨のため ぬかるみや滑りやすい箇所もあったが 注意深く登り降りし怪我や転倒者がなかったのは良かった。

次回は比叡山から大原を目指します。


2019年33 ()

 青谷梅林

 参加者:4人 CL:OzT 

お天気は下り坂の予報。花粉の飛散はピーク。下見は出来ていない。不安要素がいっぱいのリーダー。務まるのだろうか?と思いつつ電車に乗る。下車予定の山城青谷駅の1つ先の長池駅で「JOYOエコミュージアム青谷の歴史と梅まつりを味わおう!」(無料)と 言うイベントがあると判った。それではと計画を急きょ変更。長池駅で下車。受付を済ませるとコース地図を貰った。リーダーはすかさず道案内の標識の有無を 確認した。矢印の標識があるとのこと。しかも要所要所にボランティアガイドさんがいらして説明も聞けると。今日のリーダーはこれで安心。

10:50スタート。駅の直ぐ西側JRに沿って歩く。なんだかココは街道っぽいねとおしゃべりしていたら本陣跡や旅籠跡、高札場跡があった。≪長池宿≫と言う。京都と奈良を結ぶ奈良街道のちょうど真ん中に位置する所(五里五里の里)。しばらく行くと≪雨乞い地蔵≫。なんと池の中に石のお地蔵さんが沈めてあり日照りが続くと引き上げてご祈祷すると雨が降ると言われているらしい。旦椋(あさくら)神社にお詣りし青谷梅林へと歩く。全体で五分咲きだが少し小さめの梅がかわいい。お昼に着いたので梅林で休憩とした。ちょうどテントの下でイスとテーブルが空いていたので利用させて頂き快適に食事かできた。

今回は町歩きだが途中に「天山山頂」と 書いてある標識があった。山頂となら目指さねば。本日の最高峰である。あまり展望がないので早々に戻り≪堂山見晴台≫へ急いだ。こちらは少し展望があっ た。ガイドの方に地域を尋ねるもあまり土地勘がなく判ったような判らないような。下ると≪中天満神社≫と≪黒土1号噴≫があった。黒土1号噴は6世紀に築造された南山城地域最大級の横穴式石室。見ることはできなかったがガイドさんの説明に耳を傾けた。そして市辺天満神社、松本神社と回り山城青谷駅に1510分に着いた。

当初の予定を変更したが初めて歩いた青谷は見どころの多い町だったので良かった。

 

【行程】JR長池駅―大蓮寺―雨乞い地蔵―旦椋神社―青谷梅林―黒土1号と中天満神社―市辺天満神社―松本神社―JR山城青谷


2019年2月17日 三峰山

参加者:3人 CL:YM

今年は雪が少ない。そんな話を聞いていたが、ここ数日は冷え込んでおり、三峰の霧氷は期待できるのではないか。そんな思いで755鶴橋発の急行に乗った。榛原駅から奈良交通のノンストップバスで御杖村へ。三峰山登山口のあるキャンプ村には1000前に到着。予想通りというか、予想に反してというか、ここまで無いかと思うくらい、雪は全く見当たらず、登山客も少ない。例年なら出発前にここでアイゼンを装着するのだけれど・・・。

 1015にスタート。雪が無いので一行は快調に歩みを進めるが、登れど登れど雪は見えない。しかし高度と共に冷えは確実に増して、道が凍てついて足元が滑りやすくなってくる。アイゼンをつけて暫く進むと、疎らながら木々の枝に光るものが見えだした。1145に避難小屋に着いて昼食を採る。既に小屋の周囲はすっかり霧氷の林になっている。

 1210小 屋を発つが、素晴らしい霧氷のアーチの中を一行は進む。雪が積もっていない分、純粋に霧氷だけの銀世界が広がっており、まさに絶景だ。行き交うハイカーた ちは、互いにキレイですね、今日来てよかったねと言い合い、嬉しさ一杯の顔で喜びを分かちあう。筆者もこんなにもスゴイ霧氷の森林は初めてだ。ホンマ、交 通費4000円かけて来た価値あるわ!と思わず本音が出た。

1230に山頂到着後、八丁平、新道ルートを経て1445にキャンプ村着。帰り道も長く樹氷の道を楽しんだ。


 2019年23日(日)

京都一周トレイル 第2回 蹴上〜茶山

参加者:7人 内一般参加1人HY CL:YT

地下鉄蹴上駅改札口に午前9時に集合したのは7人。まずは三条通りを渡り「ねじりまんぽ」をくぐり疏水沿いの広場で準備体操。ここには弱冠21歳 で琵琶湖疏水の設計と工事を担当した田辺朔郎の銅像がある。インクラインの横を上がっていくと本願寺水道水源地があり、この先の長い階段を上がって行った 先が日向大神宮。社殿は神明造、内宮と外宮に分かれ内宮には“天照大神”が祀られていて「京のお伊勢さん」とも呼ばれます。境内奥の天の岩戸をくぐり抜け 体験をしてその先から山道に入ります。京都の他の登山道同様倒木がひどいがかなり手を入れて整備されている。

なだらかな上りを歩いていくと山科側と京都洛中側の景色が交互に見渡せるスポットがあった。

山頂の手前でトレイルルートは左折するのだが山頂が近いのと食事場所確保のため大文字山山頂(465.4m)に向かい12時前に到達する。

ここからの眺めも良くベンチで食事する。室氏からの差し入れの餅も焼いてみんなで頬張った。ごちそうさまでした!

食事後少し戻りトレイルルートに入り下山となる。このルートは急坂で倒木が多くで途中に滝が有ったが眺望は無かった。上りでペースがゆっくりだったOkさんが下りでは俄然ペースが上がり皆がついて行けない程であった!

東山市街に降りて法然、親鸞の承元の法難の舞台となった安楽寺を通り法然院の谷崎潤一郎の墓を巡り哲学の道に出た。ここからは疏水沿いに歩き駒井家住宅前を通り叡電茶山駅で2時ころ解散となった。雨に当たらずよかった。

歩行時間:約4時間

 

用語解説

*ねじりまんぽとは通称 であり、正式には斜拱渠(しゃきょうきょ)・斜アーチと呼ばれている。通常、拱渠等のアーチ部に煉瓦やコンクリートブロックを用いるときは、まっすぐに積 むのが普通であるが、鉄道線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合などに、アーチ部を斜めにねじって積まれることがあった。

上記のように斜めに積まれたアーチ内部におて、その景観はかなり奇妙なものとなる。そのためそのトンネルをくぐった時には、タイムマシンに乗ったような不思議な感じを覚える人も多い。

ねじりまんぽは、日本で は30例ほど確認されており、コンクリートブロック製の六把野井水拱橋を除いてあとは煉瓦拱渠・煉瓦アーチである。なお、コンクリートによる構造物が発達 する大正時代以降の構造物には見られない。逆にもっとも古いものは、東海道本線下に明治初期のものが存在する。

 

*承元の法難は後鳥羽上皇によって法然の門弟4人が死罪とされ、法然と親鸞ら7人が流罪にされた事件。 「南無阿弥陀仏を認める か認めないか」という純粋な宗教的対立がきっかけとなった事件ではない。法然の門弟たちが後鳥羽上皇の寵愛する女官たちと密通したうえ、上皇の留守中に彼 女たちが出家してしまったため、後鳥羽上皇の逆鱗に触れたという話で、密通事件さえ起きなければ、宗教がもとで人が死ぬことはなかったと言える。wikipedia

 

*駒井家住宅は、昭和2年に遺伝学の権威京都帝国大学教授駒井卓博士の自邸として京都・琵琶湖疏水分線の畔にヴォーリズ設計により建てられた近代洋風建築である。遺族より土地・建物を寄贈された財団法人日本ナショナルトラストおよびアメニティ2000協会が管理し、駒井卓・静江記念館として一般に公開している。公開日:金土10時から16時。



2019年127日(日曜日)

六甲山(御影~有馬)  

CL:YM 参加者4

 

  関西に寒波襲来、降雪注意!世間の人たちが憂えるこのニュースを有難く聞いた。七曲氷瀑ツアーを企画する筆者には参加者にお目当てのものを見せられるチャ ンスである。ただ近頃街歩きや軽いコースが中心の当会で、何人が参加してくれるか、昨年の台風で登山道が荒れていないか、心配の種は尽きなかった。

 

 朝3人が阪急梅田駅に顔を見せてくれ、4人での山行となった。一行は御影駅で下車後ストレッチをして、855に歩行開始。御影の豪邸街、白鶴美術館を後にして住吉川沿いに坂道を上る。石切道入口のある三又路に着いたのが9:55.いいペースである。

 

 うっすらと雪が積もる石切道は、周囲の樹木にも白が添えられて美しい。1時間強で石置場(採石場と思われる)に着いた。その大半が御影石(花崗岩)である。我々が辿って来た登山道は、この切り出された御影石が運ばれたので「石切道」なのだろう。

 

 稜線に近づくと樹氷も見えだした。湿気を含んだ海風が六甲山の谷合に集まり、山上付近で冷やされて樹々の枝に氷の白化粧をしている。六甲で樹氷の森を味わえるとは、いい時に来たものである。

 

 お昼前に凌雲台につき、ガーデンテラスの食堂でゆっくりと昼食タイム。外は極寒でも室内はあったかく、身も胃袋も満たされる。

 

 12:45に午後の部スタート。稜線上も樹氷の森だ。極楽茶屋から裏六甲を下るが、北斜面で直射日光が当たらない分、一層樹氷は見事である。

 

薄く雪が積もっているがアイゼンをつけるほどでもない。滑らないように慎重に紅葉谷道を下り、七曲滝に14:20着。見事な氷瀑とまでは言い難いが、滝の一部が凍っており、来た甲斐があった。

 

ゆっくりと下る紅葉谷道はロープウェイ駅の手前で閉鎖され、迂回となる。この魚屋道に出るまで長く続く坂道(炭屋道)が最後の難所。ここを乗り越え、16:25有馬バス停着。解散となる。



2019年 1月6日(日)
初詣ウォーク
参加者5名 CL小澤、岡西、松井、吉川、三井戸
神戸八社巡りとは、神戸市内にある 一宮神社から八の宮神社まで を巡るというものです。
正式名称は、「港神戸守護神 厄除八社巡拝」といいます。
神戸市の中心地にある生田神社。その氏子地として、現在の神戸市中央区から神戸市兵庫区に「一」~「八」までの数字がついた神社が八社ありました。
この八社は、生田裔神(えいしん)八社と呼ばれ、神戸市中央区にある生田神社を囲むようにあります。
生田裔神(えいしん)八社には、それぞれ、天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔鳴尊(すさのおのみこと)誓約(うけい)によって生まれた、三柱の女神と五柱の男神がお祀りされています。
八社を全て巡ると、厄除けのご利益がいただけるといわれています。
これが、神戸八社巡り です。
今回の初詣ウォークはこのコースを歩きました。

まずは生田神社に行きました。さすがに縁結びで有名なだけあり若い人がたくさ ん。これより一宮から順番に回ります。三宮神社で参拝が終わり皆さんの意見がまとまり南京町で少し早めのお昼ご飯をゆっくり頂きました。四宮、五宮は山手 に登りが続きましたがガソリンも満タンで機嫌よく歩きました。最後の七宮に行く途中に湊川神社があり参拝する予定でしたがお詣りには長蛇の列で今回は見送 りとしました。
本日は神戸駅で解散としましたが歩数計は堂々の30000歩。みなさんたくさん歩きたくさんの福を授かりました。今年1年が良い年になりますように。



2018年 12/30(日)

スポット納山登山 生駒山

聖天さんの御利益か。 

参加者:岡西、三井戸、一般参加村上  計4人 CL吉川

(生駒山標高642m、新石切駅標高34 m)  

年末の忙しい中で直前に2 人のキャンセルが出たが集合場所の新石切駅には4 人が集まってくれた。

まずは石切神社で参拝する。ここはいつもお百度参りをする人で賑わっている。

境内を巡ったあと商店街を山に向かって登って行くと漢方薬や占いの店が多くレトロな町並みだ。関西の巣鴨とも言われるらしい。とある店で Okさんが参加者によもぎ餅を振る舞ってくれた。元気の源となりそうだ。

商店街を抜けると石切大仏があり、さらに山に向かうと石切神社の奥の院に当たる上之宮に立ち寄りお参りする。

ここの前からは辻子谷道があるが、今回はもうひとつ北側の宮川谷道を登ることにする。マイナーな登山道で倒木等が心配されたが、比較的整備されていた。

途中大阪方面の眺めのいい場所が何ヶ所かあったが、お昼を過ぎたころ登りきった尾根から山頂に向かう眺望のあるベンチでランチとなった。風がなく陽が当たると寒さも和らいだ。

ここからはなだらかなアップダウンの道で尾根を歩き、生駒山上遊園地の長い階段を登るとミニSLアトラクションの場所に山頂三角点があった。

下りは奈良側の景色を眺めて階段を降りていく。途中で宝山寺の聖天さんにも立ち寄り境内を巡る。

そこから階段を下りきり坂を降りると生駒の駅だ。駅の手前で解散し希望者で銭湯に立ち寄った。

年末のため石切さんも聖天さんも人が少なくゆっくりお参りして1年の感謝ができた。

年始にはたくさんの人が訪れることだろう。

お疲れさまでした。

帰り道、一般参加のMuさんの西淡路のうちが火事との連絡が入り心配されたが、実際は近くの家が火元で実家の隣まで延焼したとのことであった。無事でなにより。石切さん、聖天さんのご利益か。



2018年12月16日(日)

神戸北野名建築めぐり・納山祭  

CL.吉田   

参加者)稲福、大垣、岡西、小澤、白井、三井戸、吉川

一般参加)金

東天閣納山祭 参加)室 、松井    ゲスト)小川先生    計12

 

 普段より若干遅めの8:30に阪急梅田駅集合で一行は三宮に。ここで神戸集合組と合流し、北野坂を登って異人館街に着いたのが9;30。ここから9名で名建築めぐりのスタートである。

英国館、洋館長屋、ベンの家の外観を眺めながら、神戸北野美術館(旧神戸アメリカ領事館)前のテラスへ。これらの洋館に共通するのは、一部を除いて、概ね明治期に日本の大工によって建てられた木造瓦屋根2階建構造であることであり、その瓦屋根にはほとんど軒がなく、暖炉の煉瓦煙突が立っているのが特徴的である。

北野町界隈には公開・非公開を併せて多くの洋館が建てられており、その大半が建築から100年以上を経過しているが、いずれも古格のある美しい姿をしている。一画にこれだけの数の洋館が集中しているのも珍しい光景と思われ、ここが観光スポットになっていることも頷ける。付近の現代建築も街と雰囲気を合わせた比較的低層の良い建物が多い。

洋館群の外観めぐりをしながら、一行は北野天満宮に着く。ここは平清盛が瀬戸内 海の拠点として福原京を造営した時に京都の北野天満宮から天神を勧請した神社であり、この町が「北野」と呼ばれることになった由緒を持つ。山肌に造営され た当地の北野天満宮からは北野町が一望でき、小ぶりながらも美しい社務所・拝殿・本殿を持っている。

小休止を終えて、風見鶏の館と萌黄の館を訪れる。この2つは重要文化財になっており、中に入って手の込んだ部屋や階段、暖炉の造りを味わい、往時の優雅な生活を偲んだ。こんな部屋でゆったりと食事を楽しめたら最高でしょうね。

その後一行は、北野通りの大理石造りのジャイナ教寺院を眺め、山本通りに出て、旧乾邸、旧グラシニア邸を過ぎ、神戸市立海外移住と文化の交流センターを訪ねた。ここはブラジル移民発祥の地であり、19万人がこの建物を出発までの宿舎として、ここから旅立った。まさに神戸は外から来る人を迎え入れ、外へ行く人を送り出す街である。

13:00前に納山祭会場である東天閣へ。ここは旧ビショップ邸と言われ、イギリス人建築家の設計による明治27年築の木造2階建ての洋館であり、昭和20年に中国王宮料理店となった由である。瓦屋根に煉瓦の煙突、大きな窓と高い天井、凝った彫刻の大邸宅はまさに名建築と呼ぶに相応しく「ひょうごの近代住宅100選」にも指定されている。計12名でこぶしの会の平成30年納山祭を中国王宮料理で楽しんだ。

15:00に一旦お開きとし、すぐ近くの神戸ムスリムモスクを訪ねた。ここは昭和10年 に日本で初めて建てられたイスラム寺院であり、戦災(神戸空襲)にも阪神大震災にも耐え抜いて、周囲を圧倒する美しさを見せている。路上の電柱がこの美し い建物外観の妨げになっているのが口惜しい。異教徒である我々の内部見学も快く迎えていただき、白壁に覆われた礼拝室では豪華なシャンデリア、赤い絨毯、 黄色で統一されたステンドグラスが目を引いて、厳かな気分になった。

この後番外編として、神戸ルミナリエ最終日を見て解散した。盛り沢山の納山祭であった。



2018年12月2日(日)
京都紅葉ウォーク
参加者:5名 CL小澤、岡西、三井戸、大垣、吉川

本日晴天。予想気温高め。きっと最後の紅葉ならば……と思った人が多かったのか 京阪電車始発駅の淀屋橋もいっぱいの乗客。叡山電鉄に乗り換えて一乗寺駅。本日の行程スタート。先ずは金福寺に向かうはずが本願寺北山別院に少し寄り道。 ここで親鸞上人が涌き出る水で身を清められたと伝えられている井戸があった。少し戻って金福寺を訪ねた。まだ少し早い時間なのか参詣者が少ない。このお寺 は村山たか女と与謝蕪村ゆかりのお寺。白砂とサツキの刈り込みが美しい静かなお寺だった。詩仙堂に移動。さすがに参詣者も増えてきた。こちらは鹿おどしが 響く回遊式庭園。

圓光寺へ。山門を入ると白砂を雲海、

龍を石組で表したお庭が出迎えてくれた。

そしてまぁなんと素晴らしいお庭か。

池泉回遊式庭園を覆う色鮮やかな紅葉。

水琴窟の音色の美しいこと。

太陽の光を浴びまばゆいほどに輝いている

境内山上からの眺望も素晴らしかった。

一旦お昼休憩を挟み後半戦。鷺森神
社から曼殊院へと向かった。曼殊院も枯山水庭園

ルサイユ宮殿のようなお庭もいいがやはり日本のお庭は心が落ち着く。

つくづく自分は日本人なんだなぁと思った。ぼーっと眺めていも飽きることがない。

そして最後に赤山禅院。

参加が少人数だったおかげかゆっくりたっぷりと紅葉とお庭を心ゆくまで堪能し

心静かなひとときを過ごした1日だった。



2018年11/25(日)
【京都】愛宕山〜水尾   
(愛宕山標高924mー登山口清滝100m=標高差824m:累積標高差915m) 
ランク:  A(初級)CL吉川
参加者 白井、小澤、三井戸、水尾のみ参加 畠井、室、大山(一般参加)
8時10分阪急嵐山駅集合。8時17分発清滝行バスに乗車。この時期京都は紅葉のトップシーズン!
特に嵐山は人もクルマも混むスポットだが集合が早かったのでスムーズに移動できた。ちなみにこの日は渡月橋を渡るのに最長25分かかったとか。
トンネルを抜け終点の清滝バス停で降りて登山口に向かう。川沿いの道は紅葉が色づいて綺麗だ。橋を超え清滝川の対岸の丘で準備運動して登り出す。
どのルートで登るか検討したが、今日は時間がタイトなのもあり表参道ルートを行く。途中やはりここも倒木がひどく結果的に多くの人が通り一番整備されてるであろうこのルートでよかった。
3歳までに愛宕神社にお参りすると一生火難に遭わないと言われるので子供連れの ハイカーが目立ち、中には駄々をこねる子や元気に登る子などでにぎやかだった。道は登りっぱなしでところどころきついところもあるが、ペースをゆっくりに して登り詰めた。今日は早めに軽い昼食を摂る予定だったが、頂上手前にいい場所が無く神社内の休憩所にて11時20分ころ昼休憩となる。頂上はさすがに寒 いけど半袖の人がいたのには驚いた。本殿と奥院にお参りして京都方向のよい景色を見ながら下山にかかる。水尾分かれまでは来た道を下るが、まだまだこの時 間は下から登って来る人も多い。水尾分かれの東屋で休憩中に日本在住イタリア人達と会話がはずみ、この分岐から水尾を目指す。確かにイタリア人が言ったよ うに急坂だが自然の道だ。一部砂利で滑りやすいところもあったが何とか水尾登山口を通過して村に入り「柚子の里山重」には13時半ころ無事に到着した。早 速柚子湯に入らせていただく。新しめのゆったりした木の湯舟には丸のままの柚子と袋に入った柚子が浮かんでおり、湯に浸かると至福の時。風呂から上がりク ルマ組と合流して和室で鶏の水炊きをいただく。具材の量はかなりいっぱいだったが地鶏と野菜のどちらも美味しくシメの雑炊とデザートまですっかりいただい た。
ごちそうさまでした。
4時30分に店を出て帰りはJR保津峡駅まで送迎車で送っていただき解散した。
保津峡から見る紅葉も色づき綺麗だった。



2018年11月18日(日)

 

信貴山 

参加者  吉田、吉川、三井戸、松井、岡西

 

CL:岡西

今回は服部川より信貴山を目指す、8時鶴橋に集まり山本まで、ここから信貴山口行きに乗り換え、服部川まで天候もよく歩くのには快い気候で皆さん足も軽くスタート。民家の間を抜け登山入口のところでいつものようにMさんの指導で軽く体操をする

私はまだ山登り歩きに自信がないのでケーブルで上る予定であったが、ゆっくりでも良いと言われたので、皆さんの足を引っ張ることになるが、同行させていただいた。

この前の台風で山が荒れていて、木が倒れたり。少し山が崩れているところがあっ たが何とか尾根まで抜けた。高安山の入り口のところの民家で奈良盆地がよく見えるところがあり、そこの家主さんが、まるで墨絵で描いたような景色を、あそ こが奈良の大仏、こちが三輪山、などと詳しく説明をしてもらい少しゆとりができた処で高安山を目指す、

 

予定では高安駅で休憩をするつもりであったが、民家で大夫ゆっくりしたのでその まま信貴山にと急いだ。いつもなら高安城倉庫跡は寄らずに、進むが今回はゆっくりと倉庫跡を楽む事と成り歴史の好きな仲間たちは、話に花を咲かせた山行で あった。しばらく下りが続くが、再び急な登りに差し掛かる,これは信貴山山上に続く道で稲荷神社の山上に着く。ここで11時30分お昼まで時間がある事な ので稲荷神社をゆっくり大和平野を眺めながらの参拝をする、12時30分まで休憩を取り下山しながらの参拝となる、2時30分までこの信貴山を楽しみ、王 寺駅に向かう、ケーブル跡の道を歩いて下山、王寺駅には3時30分ごろになっていた



2018年11月4日(日)

京都一周トレイル第1回 東山南部

京阪伏見稲荷駅9時集合

CL吉川 白井、岡西、松井、小澤、三井戸、大垣

まずは伏見稲荷本殿に参拝するが、雨がパラつく天気となる。

千本鳥居をくぐり奥の院から上を目ざす。途中ストレッチ体操をして階段を上が る。階段を上がりきりお茶屋のある四ツ辻でしばし景色を眺めながら休憩してから稲荷山の参拝道を外れ北を目指して歩く。坂を下りて親王達の御陵と楊貴妃像 で有名な泉涌寺を通りしばらく市街地を歩いたあとまた山道へ。山道はあちこち倒木の被害が出ており台風のすごさがわかる。

五条通り(国道1号)をトンネルで超えると清閑寺。ここは時の権力者清盛に高倉天皇との仲を引き裂かれた悲劇の小督局が眠る寺。すぐ横には安徳天皇の父高倉天皇の御陵もあります。

清水寺に向かう「花の中山」を通り山道に入るとこのあたりからハイカーが増えて きた。最初のピークの清閑寺山(202m)の石塔前で食事を取りさらにピークを目ざす。今日の最高地点の清水山(242m)に到達し記念撮影をしてから将 軍塚広場のテーブルベンチに移動してしばしコーヒーブレイク。いい季節に屋外で飲むコーヒーはうまい。もちろんOzさんセレクトの真田山珈琲の味もいいの だが。その後下山にかかりウェスティン都ホテル京都の敷地の横を通り14時過ぎには三条通り粟田口に出た。

登りが心配されたOkさんも無事に完歩出来てよかった。

一旦ここで解散のあと疎水記念館で勉強し特別公開中の無鄰菴を見た。ここの庭は植弥こと加藤造園の管理とのこと。このあたりは日本庭園の専門家のOoさんが詳しい。

今回の山道は倒木がひどかったが迂回ルート等の一応の整備はされており、管理する方の努力がしのばれた。山登りをする時はそういう人達に感謝の気持ちを忘れてはならないと思う山行きであった。



2018年10月28日(日)

天王寺七坂と真田丸の地を廻って

参加者11名 吉田、吉川、松井、

河本、キム、三井戸、山崎、松尾、大山,大垣

CL:岡西

街歩きで参加者は,11人の参加者となった、秋晴れの歩くのには気持のよい素晴らしい気候に恵まれ

天王寺より出発、先ずは、堀越神社に参拝 秋祭りの準備で氏子の人たちが朝より あつまっていた。堀越神社は早々にあとにして、茶臼山の入り口にある存弁堂で「大坂の陣歴史散策案内」ビデオテープの説明を聞き茶臼山にのぼる、あまりに も低いので、誰ともなく「次回は天保山やね」と茶化す人もいた。

ここで軽い体操をしていよいよスタート。 一心寺前より、逢坂、天神坂、清水坂、愛染坂,法円坂、真言坂、と坂のさわりだけを見て済ます

一心寺、安居神社、清水寺、愛染神社、四天王寺、吉祥寺、生玉神社、藤次寺、産湯稲荷、を回り

ここでは住職様が庭の手入れをしていたので、この土地の歴史を聞くことができ少し気持ちが落ち着く

12時も過ぎているので、真田山公園にと急ぐ

ここで少し遅くなったが、昼食をする、午後より真田丸の地「真田山」を散策

真田丸跡、真贋寺、真田山陸軍墓地、真田山公園、三光神社、真田の抜け穴、などを回り空堀跡をわたる。 現在は空堀通りとなっている、「堀の幅は40m深さは10mと聞いている」

玉造神社、聖マリア大聖堂に「ここには、右に細川ガラシャ、左に高山右近の壁画があり」ちょうど日曜日なので、礼拝が行われていた。最後に越中井を案内で終わる。これより吉田さんの案内で

「イケフェス」を案内していただく。淀屋橋駅より芝川ビル、ニッカ本店、三井住友銀行本店、浪花教会

青山ビル、伏見ビル,等まだたくさん聞いたのですが記録してないので覚えることができません

参加してくださった方より、良かったとのおことばをいただき安堵しています、

 

詳しいことは皆さんにお配りした、パンフレットを参考にしてください、



2018年10月21日  摩耶山
参加:吉川、三井戸
CL:小澤

阪急梅田駅に集合したのは3人。ちょっぴり淋しいが晴天青空の絶好の山日和。
「三宮から新神戸まで歩こうよ」と言い出しに2人も同意。途中コンビニに立ち寄り新神戸駅に到着。すぐの公園で体をほぐし登山開始。布引の滝はいつも多くの人で賑わう。今日は水量が少なく感じたがいつ見ても美しい。

桜茶屋までぶらぶら歩く。今日は3人なのでいつもなら通り過ぎて行く景色にも足を止めて行く。さていよいよ登り。稲妻坂から天狗道。ゆっくり登って行くと 後ろからトレランの人が走って来るので道を譲る。するとどんどんトレランが来る。ふとザックを見ると皆テープの様なものを付けている。尋ねてみると須磨か ら宝塚まで走るらしい。それだけでもびっくりしたが中には往復される強者もいる。我々はゆっくりカメさん歩行で声援しながら登る。若者、中年、少しの女子 ととりどりの人達。なんとゴム草履で走っている人もいた。「裸足で走っている人もいたりして~」なんて笑いながら山頂を目指した(なんと山頂で裸足の人発 見した)掬星台の広場に到着すれば大勢の人でいっぱい。我々も早速ランチタイムとする。今日はお天気も良く遠くまで見渡せる。ここで1枚パチリ

摩耶山に来ても山頂は忘れてしまいがちだが今日は初めての方もいることで立ち寄って下山する

杉林の参道は当時お寺であったことが偲ばれる。青谷道を下り湧き水場があった。女子達は遠慮したが1名水を飲んでいたがお腹大丈夫だったんだろうか。更に 下ると神戸唯一のお茶畑がありカフェがopenしていた。せっかくなのでCafe time。オープンテラスでお茶畑を見ながら暖かいお茶を頂いた



今宵は十三夜。先日仲秋の名月のお月見をしたからには後の月も見ないと縁起が悪いと言う事で下山して川沿いの公園でにわか宴会を始めた



2018年10月7日(日)

二上山

CL(コースリーダー)吉川

参加者 吉田、一般参加 三井戸

AM8時近鉄阿倍野橋駅集合

8時4分発に乗り当麻寺駅下車。

台風の通過が危惧されたが進路がそれたため当日は曇り時々晴、だが台風の影響か湿度も温度も高めであった。

当麻寺駅駅から當麻寺に向かう道中は古い町並みや見どころがある。まず日本最初の相撲と言われる当麻蹴速と野見宿禰の相撲の発祥に関する相撲館がある。館の方に聞いたところこの地は当麻蹴速の出身地であり、実際の相撲は桜井の相撲神社で取られたとのこと。

次に焼物と木工の店&工房があり見学させていただく。御年85歳(会長と同じ?)の建具屋さんが、趣味で焼物や木工製品を器用に作られていた。中でも山桜の虫食い皮で作ったライトは幻想的でオシャレ、自分でも作りたくなる。

當麻寺でお線香をあげて登山の無事を祈ったあと裏の公園で念入りに準備体操をする。そこから當麻山口神社でさらに無事を祈願して山道に取り付くがメインルートではなかったため脇道に入る。結果的にこれが歩きやすい道でよかった。
先日の台風の影響で倒木は見受けられたが、登山道にはあまり影響はなかった。
岩屋峠で洞窟と石塔を見学して尾根道に出るとこれがダイヤモンドトレイルのコー スで、すれ違う人も格段に増えた。そして雌岳山頂(474m)に到達しランチタイムとする。山頂は日時計があり南西に向けて眺望が有り大和三山が見渡せ た。3連休だが台風の予報もあり近場の行楽に切り替えたひとが多かったのか結構人がいてにぎやかだった。一旦馬の背まで下り下山するか雄岳に登るか迷った が、せっかくここまで来たということでもう少し頑張って雄岳を目指すことにする。
直登の道は石器に使われた讃岐岩(サヌカイト)が露出している。登りきると雄岳 山頂(517m)と神社がありその先には大津皇子の墓があった。時の権力闘争に巻き込まれた悲劇の主にしばし思いを馳せ下山を始める。馬の背まで戻り大阪 方面に下ると展望のいい場所が何ヶ所かあり正面には富田林のPL塔からあべのハルカスや淡路島まで見通せた。鹿谷寺跡で立派な石塔や磨崖仏を見て展望台に 寄り、麓の竹ノ内街道まで降りた。しばらく幹線道路沿いを歩いてから旧道に入ると、ここからはさっきまでと打って変わってタイムスリップをしたかのような 昔ながらの街道に昔の町並みで竹ノ内街道資料館、御陵の前を通り江戸時代に作られた国登録文化財「大道旧山本家住宅」を見せていただく。
さらに竹ノ内街道を金木犀の香をかぎながら歩き、右に道をそれて最終目的地の太子温泉に到着した。露天風呂とサウナもある源泉100%の湯は歩き疲れた体に心地よい。帰りは楽々送迎バスで駅まで行き解散となった。
 


2018年