山行報告 

2019.11月~2020.10月分

 

 


【愛媛県】石鎚山

 2020年10月16日夜行フェリー~19日早朝帰阪

CL:IA 参加者6名

10/16

仕事や家事を終わらせ南港フェリーターミナルに5名が集合。乗船手続きを済ませ船内に乗り込む。真新しい船はホテルの様にゴージャス。雑魚寝の部屋は無く全て個室。ゆっくりくつろぐことができた。

 

10/17

覚めると愛媛県の東予港。生憎の雨模様。ここでIAと合流。今日の天気予報は雨。翌日は晴れ。ならば登山は明日にして今日は観光にしようと即決。先ず石鎚山の登山口を確認。面河渓と上黒岩遺跡に立ち寄り別子銅山に向かった。(生憎別子銅山記念館は休館)。17時に宿≪木の香温泉≫に到着。冷えた身体を温め夕食を頂いた。

 

10/18

昨日の雨が嘘のように上がり空も青空が見える。絶好の登山日和となった。宿を8時に出発。途中の≪UFOライン≫からの雄大な景色を楽しみながら登山口に着いた。駐車場には既にたくさんの車。我々も9時50分登山開始。しばらく登るとベンチが有り更に進むと笹に覆われた道となった。標高と共に気温も上がり広めの休憩所(2ベンチ)に着いた。これから登る石鎚山や瓶ヶ森山やたくさんの山が広がる素晴らしい景色を堪能。一旦下ってブナ林に出る。石鎚山の北壁直下を横切るように進んで行く。岩盤を眺めると石鎚山の大きさを感じる。この先で鳥居をくくると二ノ鎖が表れた。鎖場に行く者と迂回する者と二手に別れた。鎖組は3人。怖くはないがなかなか足の確保が難しく思う様に登れない。YTにアシストしてもらいながらなんとか登る。途中我々の先にいた年配の女性が全く身動きできなかった。見かねたYTが救出に向かった。我々3人で行動していたが岩場は狭いためYMとOzは先に進みYTを待った。暫くするとYTが女性のザックか担ぎ2人で登って来た。二ノ鎖が終わり迂回道と合流した所で別の女性の悲鳴が聞こえた。どうやら転倒したようだった。YMがすぐ走って手助けに向かった。YTもYMもとても頼もしくカッチョよかったことを報告しておく。次は三ノ鎖。しかしYMとOzはこのまま迂回道をYTが鎖場に向かった。弥山には大勢の人がいたが先発組とすぐ合流でき暫く待ってYTも無事登って来た。ここで昼食。食事中は雲も湧いていたが食事が終わると晴れてきた。IAが先の天狗岳に行こうと提案し鎖組も同行した。こちらは両側が切れていて岩もツルツル。なかなかスリル満点。しかしちょうど一緒になった先達さんにアシストしてもらいながら天狗岳に到達した。天狗岳山頂は祠がちょんと乗っていた。弥山から全員揃って下山し2ベンチでYT自家焙煎コーヒーとスィーツ担当Oz厳選スィーツでカフェタイム。17時50分無事下山した。その後IAと別れ一路フェリーターミナルに向かい船内で入浴と夕食(打ち上げ)を頂いき翌朝定刻6時に南港にて解散とした。

石鎚山はアルプスほど派手さはないが雄大な景色を楽しめる。日帰りで充分登山が楽しめるためかファミリーや年配者も多く渋滞はしたものの皆笑顔であった。木々の色づきをめで秋を感じることができた。夏は花も多く咲くらしい。また違う季節にも訪れたい。怪我なく事故なく山旅が楽しめた。参加者のみなさんお疲れさまでした。

記Oz

 

今回の宿となった木の香温泉に加えて夜行フェリーも宿泊になるため、ゴートウトラベルの割引が使えて実質半額とお得であった。

コースの下見から宿の紹介や道案内に加えて当日のコースリーダーをしていただいたIAさんに感謝の山行きであった。おつかれ山。

追記YT

 

IAさんの山行記録   深まりゆく秋  石鎚   https://yamap.com/activities/8195451 #ヤマップ

IAさんからの写真


2020年10月11日(日)六甲山

CL:OzT 参加者5人

天気曇り時々晴れ

芦屋川駅より風吹岩~雨ヶ峠~七曲り~六甲山最高峰~有馬の王道コース。今回は足の一番遅いメンバーを先頭にその後ろをCLが歩いた。長丁場のためその人のペースで歩くことにした。8:40スタート。一歩一歩確実に登り途中小休止を何度か挟みながら本庄橋跡にちょうど12時着。ここで30分の昼休憩を取り最後の登りに向かった。しかし七曲りは通行止めになっており迂回しなければなかった。みな初めてのルートであるが仕方ない。一瞬東おたふく山への変更もよぎったが行ったことのないルートを試してみるのも悪くないと思い15分余分に歩くことになるようだか行くことにした。七曲りの右側の道に迂回案内の矢印があった。しかし矢印はあるものの道には黄色テープが有った。ヘンだなぁと思うも踏み跡もあり進んだ。道がかなり悪くなったが赤色リボンが木に括りつけられていたので先に進んだ。しかしどう考えても怪しいのでスマホに頼った。どうやらコースから離れたようだ。かなり以前に通ったことがあると声もあったが元に戻った。戻ってみると更に右側にキレイな道が有った。道迷いだった。改めてここより土樋割峠~石の宝殿へ歩いた。七曲りより巻いているせいか楽に登れた。しかし時間がかなり要したため皆から最高峰はパスしても良いと声が上がったので有馬に向かう魚屋道を下った。こちらも2ヶ所迂回道になっていたが、なんとか16時前に稲荷神社に着き解散とした。有志で銀の湯に入浴し汗と疲れを流した。有馬より宝塚に向かうバスの停留所が太閤橋の下に移動されコロナの影響でバスの便数も少なく住宅地を回るのでこちらも時間がかかった。しかし初めてのルートと初めての銀の湯が空いていて悪くない1日だった。


2020年10月4日(日)  猪子山・キヌガサ山・安土城跡

CL:MY 参加者8人

能登川駅改札に9:15に集合し、猪子山へ。8:00大阪発の新快速で行くと乗り換えなしに9:12に到着するのでとても便利。猪子山には古墳も巨石もたくさんあり、見どころは尽きないが、何といっても山頂にあるアメノウズメノミコトの巨石(ご神体)裾の窟屋と、そこに祀られた北向十一面観音に趣きがある。展望も良く、能登川や安土の町と琵琶湖が良く見渡せる(10:20)。一行は木陰の緩やかなアップダウンの道を南に進む。丸太で階段の土留めをした登山道は、地元のご夫婦が手入れをして下さっているらしい。10月になって少し暑さが和らいだとはいえ、山行では汗がにじむ。休憩を挟みつつ、11:20雨宮龍神社到着。石馬寺集落の農家が氏子であり、雨乞いの村社らしい。下の村からと思われる立派な石積みの参道がこの神社のすぐ脇まで延びている。階段を上ると、小ぶりながら立派な木彫の社殿あり。ひと休みして急坂を下ると、地獄越えの峠。そしてキヌガサ山への急登。登り返しである。暫く進むと見晴らしの良い広場に出たが、既に先客あり。更に進んで右手に絶景の岩場に出たが、ここでも先客あり。昼食場所を見つけるべく一行は更に進んだが、眼前にキヌガサ山頂が迫り、これ以上進んでも適当な場所がないと見切って、8名が弁当を広げられる場所で昼食とした(12:08)。昼食後、13:00にキヌガサ山頂着。ここから北腰越へ向かう西側の尾根を下り、西国観音霊場の石仏をめぐりながら県道へ出て、暫く進むと安土城大手門跡に着き、ここで一応解散とする(14:10)。有志で安土城跡を一巡り。石積みを見るだけでも、往時の絢爛さを偲ぶことができるが、やはり今となっては戦国の夢の跡であった。


2020年9月27日(日) 京都一周トレイル 第9回 伏見・深草ルート
CL:YT  参加者7人
伏見稲荷大社の鳥居前に9時に集合。いくつか鳥居はあるが、メインの大鳥居前で合流してトイレと準備運動。本殿にお参りしたあと、千本鳥居を抜け奥社へ。あまり並んでなかったので重軽石を各自持つ。重い人軽い人さまざま。(9:30)
千本鳥居道から外れ伏見神寶神社にお参りする。ここから竹の道を歩き、弘法の滝、青木ヶ滝を通り白菊ノ滝(10:10)に寄った。七面瀧では仏師の方が木彫をされていた。何でも福知山のとあるお寺のお坊さんの夢枕にコロナ退散の仏様が立たれ、その一面六臂のお姿を彫っているとかでお顔はお地蔵様であった。木彫は未完成とのことで写真は撮れなかった。
山道を抜けて農地を下っていくと藤袴の群生地があり、保存会の方が育てておられた。冷泉家由来の種もあり、雑種交配を防ぐために挿し木で増やすのだが環境省がそれはクローンだからと認めないと批判されていた。その方の勧めもあり完宗院まで足を延ばす。
そこから真宗院を裏口から参り、日本最古の歓喜天を祀る嘉祥寺、深草北陵(深草十二帝陵)を通り、幹線道路から大岩神社に向けて山道に入る。鬱蒼としたゆるやかな神秘的な坂道をいくと立派な堂本印象作の石鳥居があった。(11:40)
さらに奥に進むと道は段々険しくなりやがて大岩神社に到着。だいぶ荒れて手も入っていない。ここにも小さめの堂本印象の鳥居があった。(11:55)
ここを登り切ると大岩山展望所で西方向に開けており、京都市内の南部が見晴らせ目的地の伏見桃山城も見える。大岩山頂上はアンテナ基地のようになっており立ち入れない。この大岩山展望所で食事をし、ここからは下りの林道で竹林を抜けまた町中に出た。
八科峠、伏見城下黒田長政下屋敷跡、伏見北堀公園を抜けて桃山城に到着。(13:30)ベンチでコーヒーを淹れモグモグタイムのあと、明治天皇御陵に向かう。途中HYさんが靴の痛みのため丹波橋駅に向かい帰られた。
砂利の参道を登りきると広大な御陵が広がり、奥には円墳のような形の埋葬地が見えた。(14:15)眼前には南側の眺望がある。
このあとSSさんYMさんは伏見桃山駅に向かわれた。
残った一行4人は乃木神社にお参りしJR桃山駅で解散となった。
お疲れ山でした。
第1回目は伏見稲荷から北に歩き始めて大文字山、比叡山、大原、鞍馬、貴船、静原、高雄、嵐山と京都一周を9回に分けてトレイルして来ましたが、今回を持って完結となります。
ご参加ありがとうございました。

2020年9月6日(日)【兵庫県】六甲鍋蓋山

CL:OzT

参加者3名

 台風10号の直接影響は無さそうだが、近畿南部は局地的に天気が荒れるとの予報に付き、当初計画していた高野三山を直前に中止と判断。しかし、大阪や神戸は晴天の予報だったので行き先を変更し催行した。

集まったのは女子3人。≪女子会≫である。女が3人集まると姦しいとはよく言ったもので、しじゅうオシャベリに花が咲いた。

まず新神戸駅で駅弁を購入。いざ出発。直ぐの公園で準備を整え布引の滝へ。何時もより歩いている人は少なく水量も少なかった。続いて見晴らし台へ。天気も良く遠くまで見えた。貯水池まで歩くも、なんとなく涼しい。水が近くにあるお陰だろうか。いやススキや萩の花が咲いている。山は確実に季節が進んでいる。貯水池は青空と緑が何時になく美しかった。市ヶ原から再度公園に向かう。途中、青モミジのトンネルがあった。秋の紅葉の頃にも訪れたい。さすがに公園にはたくさんの人がいた。ここでお昼にする予定だったが、時間はまだ

11時。それだったら鍋蓋山に行こうと決めた。六甲山縦走路を通り鍋蓋山に到着。11時30分。神戸の町から明石海峡大橋までスッキリ見えた。風もあり人も少なかったので、ここでお昼にしようと話が纏まった。食事をしながらまたまた≪ガールズトーク≫に花を咲かせ、公園に戻った。お手洗いを借りて大龍寺から大師道を歩いて諏訪神社に出た。もう神戸の町である。「せっかく神戸に来たのだからパンを買って帰ろう」とまたまた話が纏まり神戸の町をブラブラしながら三宮駅でJRと阪急に別れて解散した。

思いの外涼しく歩けて良かった。


2020年8月30日(日)

【大阪府】若山(太閤道) CL:YM

参加者 6名

午前9時に阪急水無瀬駅に4名が集合し、9時20分にJR島本駅集合組2名と合流して、旧桜井駅史跡公園(楠木正成正行父子の桜井の別れの地)でストレッチ。カンカンの日照りの中、一行は参道の階段を上がって10時すぎに若山神社到着。ここは大宝元年創建で本殿は登録文化財であり、サントリー山崎蒸留所に近い土地柄か、御神前にウイスキー樽が一対お供えされているのが珍しい。この神社から太閤道ハイキングコースが始まるが、ここは大阪府みどりの百選のシイ林が茂る優しい木陰の道である。11時30分に三川合流絶景地に着いた。眼前で木津川、宇治川、桂川が合流して淀川になるさまが見て取れる。ここは木陰もあって谷から吹き上げる風も涼しいので、ここで絶景を見ながら早めの昼食とする。その後一行は、金竜寺跡を経て2時ごろ無事下山。帰路、安満遺跡公園の建物内でクールダウンして解散した。本日の小生の水分補給量は3リットル。サウナよりもたくさん汗をかいた一日であった。


2020年8月23日(日)

【岐阜県】金華山  CL:OzT

 参加者3名

青春18きっぷ」第2弾。今年の大河ドラマでも登場した岐阜城(金華山)に行く。大阪から岐阜まで僅か2時間ほどの旅。JR岐阜駅よりバスで岐阜公園へ。さすがに大河の舞台になっているためか多くの人が来られている。

金華山の登山ルートはいくつもあり今回は【瞑想の径】を行くことにした。電車で座りっぱなしだったのでストレッチをして出発。さすがに≪瞑想≫と名前のとおりゆっくり考えながら歩くにはちょうど良い。木陰で涼しく大阪のようにセミも煩くない。「このまま山頂まで登れるといいね」と話しも弾む。

ちょうど半分の所で水分休憩。時折風もあり、なかなか快適。「では、残り半分も頑張りましょう」と歩き始めると岩場になった。さすがに山城。すんなりとは攻めさせてくれない。時々景色の開ける場所に出ると眼下には長良川。回りにはたくさんの山々がある。涼しい風が吹き上げ暑さを忘れさせてくれる。ほぼ予定通り1時間でてっぺんに着いた。

12時でお腹も空いたが先に天守閣を見学。最上階から四方の景色を楽しめる。信長や道三の居城で長良川や木曽川、遠くは北アルプスまで見える(らしい)。そしてお待ちかねの昼食タイム。今回は展望レストランで東海グルメを味わった。後はロープウェイで下るだけだからとビールを飲んでいる紳士が1名。涼しく暑い夏はレストラン利用も有り。後は長良川温泉で日帰り入浴のため、ホテルパークまでぶらぶら散歩。こちらの大浴場と露天風呂からは先ほど登った岐阜城が目の前にあり(男性のお風呂は長良川側だったらしい)最後の最後まで絶景を楽しんだ。

今回の企画は我ながら自信が有ったが、参加者からとても楽しく満足したと喜んで頂きCL冥利に尽きた。


2020年8月2日 (日) 

【滋賀県】比良山系白滝谷 沢登り CL:YT 参加者5人

 新大阪で3人集合。8時15分、コースリーダーの車で出発、9時京阪追分駅で1人合流し、比良山系白滝谷へと向かった。

途中少し渋滞したが、坊村地主神社到着、お参りをして近くの明王院にもお参りしてから、準備を整え林道に入る。

すぐ下の岩場では子供達が十数名、沢登りの講習が行われていた。

林道は舗装されており歩きやすいが、近年の豪雨のためか、所々崖崩れの跡が見受けられた。

途中、三の滝を見に山道を下る。

川に到着、河原に降り地下足袋に履き替えワラジを装着し流れに入る。

今年は梅雨が長く、ようやく明けたばかり。水量も多めで足が取られる。

それぞれ自分の体力等に合わせながら、本流、岩場を選びつつ登っていった。本流ではコースリーダーが一人一人ロープでで引き上げてくれた。

岩には普段見ることのない花が咲いていたり、手のひらほどのカエルが体を休めていたり。時折日が差し込む流れはジブリ映画の一場面のようだった。

大きめの岩場でお昼ご飯を済ませ、さらに上を目指したが、ポツポツと降り始め雷も聞こえたので登山道から降りた。

流れを登るときは時間がかかったように思ったが、降りるのはあっというまだった。

牛コパ、坊村地主神社まで降りたところで、コースリーダー直焙煎のコーヒーで一服。

どこでついたのか、足首をヒルに吸血された人もあった。

くつき温泉てんくうで温まり、帰りは大原方面を通り一乗寺で一人降り、新大阪で解散した。 OJ記


 2020年7月23日(木・祝)【香川県】象頭山(金刀毘羅宮) CL:YM 参加者4人

一行は青春18きっぷで大阪駅を午前8時に発ち、電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、12:32に琴平駅着。コンピラさんの参道に入り、まずは讃岐うどんで腹ごしらえの後、いよいよ階段を上ります。785段をさっさと上り詰めて本宮へ。大半の参詣者はここでおしまいであるが、登山クラブの我が会はさにあらず。蒸し暑さの中、たらたら汗をかいて奥の院への参道をひたすら登る。ただの階段ではなく、舗装された山道という感じであり、段数にすると下から奥の院迄約1,500段ほどあり本宮までの倍であるが、直登でなく距離もあって、よりなだらかである。

奥の院から象頭山の頂上まで直線で見るとさほどの距離はないが、かなりの回り道を要するようで、青春切符での日帰りは無理と断念した。下山して本宮下の旭社で午後3時ごろいったん解散し、1時間自由行動として、書院へ行く者、温泉に行く者、芝居小屋の金丸座へ行く者、銘々がコンピラさんを楽しんだ。4時に琴平駅に集合し、4:13発の電車で帰路へ。また電車を乗り継いで、大阪駅着は20:28。

乗り鉄の私にとっては、岡山~坂出間の快速マリンライナーでの瀬戸内海の絶景も楽しめ、また往路では坂出駅で途中下車して、香風園・時雨亭という名園名建築も味わえ、青春切符様様の充実した1日であった。なお、当日帰阪後に有志で畠井会長のお通夜にお参りした


 2020年7月18日(土)〜 7月20日(月) 【長野県】軽井沢 CL:YT 参加者4人

7/18(土)朝6時03分の新大阪駅発の新幹線で、軽井沢駅に9時49分到着

1時間ほど新軽井沢から旧軽井沢の町を歩く、諏訪神社、軽井沢ユニオンチャーチ、軽井沢会テニスコート、軽井沢ショー記念館

その後登山道入口より山道に入る(11:00)

見晴台に到着(12:30)。この頃より雨が降りだすが東屋に助けられた。

コースリーダーの淹れてくれたコーヒーと旧軽井沢で買ったパンとケーキで、至福のひととき。

熊野神社に立ち寄る(長野県群馬県の県境に位置することで有名)樹齢800年を越える御神木の科の木(シナノキ)があり、大木を貫通する穴がハートの形に見えます。

その後しげのやさんにて名物の力餅を食べる、もう、お腹いっぱいです。再び出発(13:55)

近くの湧水場へ

雨の中、作家森村誠一氏の【人間の証明】を世に出すきっかけとなった、霧積温泉、金湯館に向けて出発。

雨の中歩き続けて宿に到着(17:30)

雨に濡れた靴や服、部屋にはファンヒーターとコタツ。体も疲れ、早速温泉へ、ぬるめでヌルヌルとした温泉でした。湧き水も豊富で蛇口から出っぱなしだ。夕食は葉っぱの天婦羅とかの山の幸と川魚で、とってもヘルシー。

 

19日(日)お天気は曇り

宿を出発(8:30)標高1655mの鼻曲山に向かいます。宿で作って頂いたお昼ご飯の大きなおにぎりが、重く感じる。急な坂が多く、お昼を鼻曲がり峠でいただく(11:45)。その後1時間して、山頂到着。コースリーダーが昨日同様コーヒーを淹れてくれて幸せタイム!

13:35山頂出発、当初の予定の留夫山はパスし、小瀬にまっすぐ下りるルートに変更する。下りの途中に木苺がたくさんなって喉の渇きを癒してくれました。そして、小瀬温泉ホテルに到着(15:40)。温泉後、ディナーにワインでお疲れさま。

 

7/20(月)朝6時5分に玄関前に集合し、近くの竜返しの滝を見に行く。朝一番の爽やかな空気と美しく輝く緑。

往復1時間ほどの自然歩道の散歩に心を癒されます。

10:00宿を出発、バスで移動し、初日に通った旧軽井沢の別荘地を散策しました。

酢重正之で昼食、旦念亭でコーヒーの後、軽井沢駅発の新幹線で新大阪駅に戻りました。

 

軽井沢の街全体がすてきで、もう少しいたい気分でした。

皆様、お疲れさまでした。

楽しい3日間でした。 HY記


2020年7月5日 (日) 参加11人(内2人総会のみ) CL:YT

【大阪府】五月山から六個山 総会 箕面教学の森

季節柄天候が心配されたが、曇りで時々薄日が差す登山日和となった。

阪急池田駅から池田城まで行き天守閣に登り景色を眺めてから準備運動して五月山公園に入る。娯三堂古墳から愛宕神社にお参りし、古い石仏の転がる斜面を登り、望海亭跡、吊り橋を通り日の丸展望台では360°見渡せた。アスファルト道をしばらく歩きゴルフ場、霊園の間の道から山道に入る。登り降りしながら、去年より水量の増した沢を何とか渡り、六個山山頂(395m)に着く。記念撮影して降りだすが、去年と違うルートで急な下り坂に手こずりバレリーナも現れた。予定より遅れて1時すぎに総会会場に着いた。食事のあと、コーヒータイムしながら総会を行い、終了後箕面駅まで歩き解散した。

この1年お疲れさまでした。

 

参考

五月山は遠い昔には万葉の詩にも詠まれた美しい山でもありました。

 この場所に大広寺の開基でもある池田城主池充正が禅談の場所として望海亭を設けました。1469~86年の文明頃に山祥という僧による倉営と伝わりますが、惜しい事に江戸時代の1730~40年の元文頃には廃れていたようです。池田は富裕の地でもあり、産物も多く集まるところでしたので多くの詩人墨客もこの望海亭を訪れて言葉を交したのではないでしょうか。秀吉も訪れ茶を喫したと言われます。この望海亭は大広寺の関連施設で寺の北側にあり、その大広寺には禁裏の歌会・連歌会に招かれていた(牡丹花)肖柏などの縁の寺です。

 今は、樹木が生い茂って視界が利きませんが、望海亭跡からは東は生駒・葛城の連山、西は摩耶・六甲方面、南には大阪湾を望むことができ阪神地域を一望できる景勝の地です。きっと望海亭では、池田城主や文化人が足を運んでこの絶景を見ながら様々な思いが語られた事でしょうね。

 いつの間にかこの望海亭も廃れて、一時期そういう池田文化の一端を担ったこの場所に思いを馳せて記念碑が建てられました。江戸時代も終わりの頃です。ちなみにこの記念碑は1978年(昭和58)に池田市の重要文化財になっています。

 この碑は、池田の酒造家で国学者でもあった有力者山川正宣により1841年(天保12)6月に建てられたものですが、剥落の激しいこの石碑は、160年もの時が経過した事を感じさせてくれるに十分です。


2020年6月28日(日) 額田園地のあじさい園

 CL:OkT 参加者7人

梅雨の時期もあり、足元も悪く、午後には晴れるとの、天気予報だったので、前日に集合時間を9時に変更し、ゆっくりのスタートなった。額田駅より枚岡さくら公園に向かいトイレと準備体操を済ませ10時前の出発となった。雨はまだ降ることがなく蒸し暑いが、爽やかな風もいただくことが出来、又耳には心地よい小鳥の音楽も聞くことが出来、久しぶりの参加で心弾む。まず額田園地の第一見晴らし台に進み、大阪平野を眺める、昨夜の雨でどんよりとしていてまるで墨絵に描いたよう景色。雨上がりと会って、足元が悪いと感じ、少し遠回りになるが、国道の暗峠の道に変更して進むことにした。コンクリートの急な坂道、足にこたえる。一番先に私がバテテしまった、なかなか足が前に進むことが出来ず、辛い登り坂で、皆さんに迷惑をかける結果となる羽目になり、皆さんに助けてもらうリーダーで恐縮する。又途中に道を間違い、なるかわ園地の方に迷い込んだ、地元の人に出会ったので、詳しく道を教えてもらい、後戻りをする羽目になってしまった、泣き面にはちの、トホホ‘‘‘の状態である

分岐点に来て、後から登られた吉川さんと連絡が取ることが出来、園地の案内所で、待ってもらうことに、早くも現地に着かれ、アジサイの花を楽しんでいるとの事に、やっとのこと額田あじさい園の入り口にたどり着いた、皆さんに迷惑をかけたことも忘れ満開のアジサイの花を満悦する。

予定は生駒山上より宝山寺を参拝す予定であったが、ゆっくり花を観賞して、ここだけで済ます。少し時間は早いが久しぶりの山歩きの私にはきつく、生駒山は断念することにして額田駅までおりる。皆さんお疲れさまでした。次回までに体力をつけておきます。


2020年6 月21 日(日)【兵庫県】鎌倉峡 百丈岩と蛍観賞の夕べ

参加者5人 CL:YT

先週雨で流れたリベンジ戦!

今回は時間を少し遅らせてホタル鑑賞をメインにする。

3 時に上新庄駅に集まったのは5人でクルマの定員もいっぱいだが、それ以上にラゲッジスペースも満載だ。近くの関西スーパーで材料を買い、目的地に向け出発する。高速工事通行止めの影響もあってか一般道は流れが遅い。池田ICから高速に乗り西宮北ICで降りて三田方面へ。国道からそれて程なく売店やまびこに到着。ここにクルマを置かせていただき百丈岩を目指す。

下から見ると天空に直角の大きな岩がそそり立っている。

売店やまびこのご主人は親切で、登り口から分岐点、帰りのルートまで事細かに教えてくれる。下山後も無事だったか聞きに来てくれたという。

さて売店やまびこの池の裏から登山道に入る。上級コースを避けたのに、いきなりの急坂でところどころ鎖場やロープが張ってある。夢中で岩につかまりながら登ると、どんどん高度を上げて景色も良くなる。登り口と川の流れがはるか下に見える。尾根道に出てしばらく歩くと百丈岩に着いた。ここでも足がすくむようだが、さらに細い渡り廊下のようなところの先に突き出した岩の突端があるが、誰も行けない、というか危険である。写真を撮ったあと、ここで折り返し下山にかかるが、帰りは急坂ではなく迂回路のような大まわりの道を下る。滑りやすい場所もあり転倒者も出たが、無事に川沿いの道に出てやまびこまで戻った。

この日は日蝕であったが、残念ながら雲が出て確認できなかった。行きの車内では見えたようだが、運転手は見ることはできず。

車から道具を手分けして降ろし、河原でBBQの設営にかかる。

最近の優秀な着火剤のおかげで炭も簡単におこせて、食材を焼きノンアルコールで乾杯する。締めは鉄板で焼きそばをいただいた。

そうこうしてる間に日も落ちて、川を見ると蛍がチラホラ。いつの間にか河原は我々だけになっており、贅沢に蛍の乱舞が楽しめた。

最後に残り火でコーヒーの焙煎を行い、まさに炭火焙煎のコーヒーを飲めた。

暗い中片付けと撤収を行い、参加者の協力で無事に全行程を終え帰路についた。

お疲れさまでしたー (蛍の画像はありません、あしからず)

また何かアウトドアイベントを企画したいところである。


2020年6月7日(日)

【大阪府】河内飯盛(清掃ハイク)

参加者6人 CL:OzT

6月の第一日曜日は、全国一斉のクリーンハイクです。

会からは、飯森山を綺麗にと参加しました。

野崎観音で準備運動をして、片手にゴミ袋、片手にトングを持ち出発! 

例年恒例行事である労山主催の清掃ハイクはコロナの影響で中止となったが当会は独自で行うことにした。

当日は晴天でボランティア精神のある6人がJR野崎駅に集合した。久しぶりの顔もあり笑顔の再会。

まず野崎観音へ。お詣りと軽く体操。爽やかな青空の下で体を伸ばすと気持ちいい。いつもデスクワークでパソコンとにらめっこ。固まっている体がほぐれていく。

ここから清掃ハイク。と言うが道にはゴミが無く綺麗。

去年は七曲りコースを清掃したので今年は南尾根コースを登った。こちらはあまり歩く人が少ないのか七曲りコースほどゴミは落ちていない。しかし1つ2つと拾いながら野外センターに着いた。

事前に話しを付けてくれていた副会長のお陰でこちらで一旦ゴミを置かせて頂いた。

そして飯盛山山頂へ。山頂には大勢のハイカーがいた。我々もこちらでランチタイムとした。

下りは四條畷神社へ。途中素晴らしい展望ポイントがありしばし景色を楽しむ。遠くは淡路島までよく見えた。

その後一気に下りの階段があり足元に気を付けながら下る。下りきって小休止。すると緑と木漏れ日がまるでモネの絵画のようだと誰かが言った。時折ウグイスの声も響きやっぱり山はいいなぁと実感した。

御机神社に寄り四條畷神社に下りた。

まだ時間もあるので小楠公後墓所へも寄りJR四條畷駅に着いた。

山を下りてからもゴミを拾いながら歩きこのご時世を表すのかマスクがたくさん落ちていた。

野外センターから四條畷駅まで回収したゴミは副会長が持ち帰った。(感謝します)


2020年5月31日 (日)

【滋賀県】猪子山・キヌガサ山(観音正寺山)~安土

CL:吉田 ランク:A+ 歩行時間:4時間半

は降水確率が60%以上のため中止となりました。


2020年5月17日 (日)

【京都府】上賀茂神社と神山、大田神社(拝観停止)

CL:YT 参加者4人

集合場所に集まったのは四人。

予定通りの北大路バスターミナル10時11分発特37のバスに乗り込み、柊野(ひらぎの)で下車。空き駐車場で準備体操とコース説明後、歩き始める。今回は誰も来ないだろうとタカをくくって下見をしなかったコースリーダーに、参加者全員も初めてのコースで、案の定右往左往することになる。

まずは山の方にと歩いて行くと立命館大学のグランドがある敷地になる。恐る恐る奥に入って行くと馬術部で行き止まり!お馬さんの顔を見て戻り、左側に回り込むとここも行き止まり!下に見える道まで行こうとまず最初の藪漕ぎ。

何とか道路に出て、降りたバス停に逆戻り。まずはいいウォーミングアップになった⁉

今度は地図を見ながら(最初から見とけ!)南寄りのルートを取る。トマトのビニールハウスと池を越えるとまた立命館大学の敷地に💦。それを抜けるとやっと山の入り口に着いた。竹林の横に奥へと伸びる道らしいのがあるが、荒れていて通れない。止むなく電気柵を注意深くまたいで竹林の中を少し通らせていただく。やっとこ山に取り付くが、登山道らしい道も有ったり、無かったりで踏み跡を見ながら慎重に斜面を上がっていく。だんだん道も不明瞭になったが、左側の急坂を上がり尾根に出ると、それらしい道になってきた。要所要所に赤いリボンも見え登山らしくなってきたが、それでも何ヶ所か行き先に悩みながら、何とか山頂の磐座に着いた。大岩小岩に結界がしてあり、記念撮影後に食事とする。その昔、神様が降臨された由緒ある場所で、以前は祭祀もされたであろうに、立て札も何も無く簡単な注連縄があるだけだ。

食事後、奥に歩くと三角点と頂上の札があり、ここでも記念撮影する。

さてここから下山にかかるが、南に向いて降りるのに、テープのある道は北側にある。南には道は無さそうで、悩んだ末に、道なき道を行くのは危険が大きいし、登山道が巻いて行くことはありえる事なので、北のテープ道を下る事とする。ここからはテープの色が変わって、そのテープを目印に下っていくが、見落としてしまいそうになる。4人で8個の目が有ってよかったとつくづく思う。

途中に巨大な岩があり、これが中腹の磐座と思われるが、上に上がっても痕跡は何も無い。

下り坂を探り探り行くが、道が有っても倒木がひどく、迂回したり、またいだり、くぐったりしながら降りていくと、京都産業大学の敷地に入った。

さすが京都は大学の街だ。立命館大学から山に入って、京都産業大学で山を出たことになる。

大学内は標識も出てきて、道も整備されてると思ったのも束の間、ここでも台風の被害が大きく、道は通れないわ、復旧はされてないわで道をそれて行き、いつの間にか畑の上に出た。農道を歩くと少しだがアヤメ?ショウブ?カキツバタ?が咲いていた。大田神社の群生にはほど遠いが花が見れてよかった。

地元の方に道を聞きながら上賀茂神社に裏門から到着し参拝する。今我々が登ってきた神山を形どった三角の砂山、説明文には神山は禁足地と書いてある(エー?)。本殿前には行けたが、そこから先はコロナで入れない。境内の磐座には柵や立派な注連縄に説明書があるのに、本家の山頂の磐座は放ったらかしだなあ等と話しながら神社を出た。

神社前のすぐきや六郎兵衛は有吉佐和子の「複合汚染」にも取り上げられたすぐき漬けで有名な店。各々買物をしてからバス停まで歩き解散となった。

道なき道を無事に歩いて、本家磐座まで行けて、賀茂別雷大神に感謝の山行きとなった。

 

お疲れ山でした!


2020年5 月3日 (日) 

黒井城〜白毫寺【兵庫県】(白毫寺は石像寺に変更)

CL:YT

コロナ禍の影響で中止になった山行きであったが、クルマで往復し、混まない山でもあるので次回催行の下見も兼ねて単独行をしてみた。

池田インターから中国道に乗り舞鶴若狭自動車道の春日インターで降りる。道の駅丹波おばあちゃんの里に寄り向かいのコンビニで飲料を買う。まずは登山口近くの曹洞宗興禅寺にお参りする。ここは黒井城の下館跡で、春日局の出生地であり産湯の井戸も現存する。その水の中には山椒魚がいた。そこから武を司る「兵庫(つわものぐら)」の神様を祀る兵主神社にもお参りした。

黒井城跡に登るには急坂コースとなだらかコースがある。急坂コースは階段が多いとのことで今回はなだらかコースを選択したが、ところどころなだらかで無いところもあった。登り出すとだんだん高度が上がリ景色もよくなっていく。その先には赤い門がありここは石踏の段と言うらしい。さらに登っていくと最後の急登となり最初の郭・東曲輪に着いた。

野面積みの石垣が残っておりこれを保護するためにアルミ製の階段がかかっていた。虎口を超え三の丸、ニの丸を通るとその先が標高356mの頂上で本丸跡である。黒井城は保月城とも言われ南北朝時代に赤松氏により築城されたが、戦国時代は赤鬼と恐れられた赤井(荻野)直正が城主となり明智光秀との熾烈な籠城戦があった。赤井氏なのに黒井城とはこれいかに!

ちなみに連合を組んだ波多野秀治との連携を阻止しようと、八上城と黒井城の分断を目的に明智光秀が築城したのが、この山の会で昨秋に行った鬼の架け橋、金山城跡である。

頂上広場はきれいに整備され見晴らしもよくベンチがあり、昼前ではあったがランチをしている人もいた。ほとんどの人はここから元の登山口へと帰っていくが、今回は本丸のさらに奥へと進む。西の丸へ行く道はかなり急でズルズルと滑る。西の丸から先は尾根道となる。戦国時代は物資輸送路となり激しい攻防戦が繰り広げられていたことが想像される場所である。登り降りを繰り返し千丈寺山346mに到達した。ここも平らに整地され端は一段高く要塞状になっており、砦の跡と推察される。倒木に腰掛けて途中の高速道西紀サービスエリアで買っておいた鯖ずしで食事とする。ここからは下山ルートとなり尾根を外れて下る一方で、登山道を抜けるとのどかな田園風景だ。山藤が見えたのでブラブラ歩いていて、農作業中の人と話をしていたらキンカンの実とスナップえんどうをお土産にいただいた。明智光秀といえばキンカン頭だからご縁があるのか⁉ とにかく田舎の人は親切な人が多い。

そしてクルマに戻り、近くの2m近くもある大きな房が有名で、九尺藤とも言われる天台宗白毫寺に行くが、事前の情報通りの拝観停止で中を伺うこともできない。

ちなみに太閤秀吉が見に来たことで有名な大阪の野田藤は既にコロナ対策で花房が切られていた。藤は種に栄養が行かないように早目に花房を切るもののようだが、ここ白毫寺の藤の花房は切ってなくてフェイスブックで花の様子は見れるらしい。

藤が見れないので代わりにもう少し福知山方面にある重森三玲のお庭を見に行く。丹波地方の神社やお寺ににはいくつかの重森三玲の庭があるが、ここ曹洞宗石像寺は四神を表す斬新な庭である。

正面から入ったら階段が、横から入ったら竹塀が目隠しとなり、突然庭が現れる仕組みだ。

玄武、青龍、朱雀、白虎の四神はそれぞれ異なる色の石で表現されており、砂利石の種類も違う。竹塀には四神の文字。また裏には趣向の違う枯山水の庭もある。

実はここは数年前の水害で裏山が崩れ庭も土砂で埋まってしまった。水害後に来たときは本堂にまで土砂が流入し大変な被害であったが、見事にきれいに復元されている。

ここも訪れる人は誰も居ず、三密とは程遠い山行きであった。


2020/4/19 中山連山

 参加者5人(一般参加2人) CL:YM                                                      

8:30阪急山本駅集合、ストレッチ後8:45出発、9:00花見道の登山口、10:00尾根筋、11:36最高峰、12:15昼食後出発、13:00中山寺奥の院、14:00大林寺、14:30阪急清荒神駅                                                                                                                                                                     

今例会は、中山のミツバツツジお花見ウォーキング。裾野は既に見ごろを過ぎていたが、稜線部は全山見ごろの花花花。まさに花のトンネル状態であった。最高峰より奥の院に至るまでは少し気温も低く、登山道から見わたす斜面にも満ミツバツツジがびっしりと満開状態。この時期だけの楽園であり、一同ゆっくりと花の山を楽しんだ。「4月半ばの中山は登らないと絶対に損」との思いを新たにした。


2020年4月5日(日)

和歌山【百合山】

参加者:5人(一般参加1人) CL:OzT

コロナ感染拡大防止のため週末の外出は自粛ムード。山行を決行か中止か悩んだが京都のように観光客が多くなく電車も空いていると予測し決行とした。

予測通りターミナルは人が少なく電車もガラガラで下井阪駅に到着した。

無人駅の何も無い駅。桃源郷を目指し今日のウォーク開始。

井阪橋を渡ると目の前には桃の花が咲き乱れている。まさに桃源郷だ。紀ノ川に沿って美しい風景を楽しむ。一度荷物を置いて休憩。ポカポカと暖かく寝転がっているメンバーもいた。

しばらく桃源郷を楽しみいよいよ百合山へ。弘法大師像と1番祠は判ったがそこから始まる巡礼の道がわからない。お約束通りの道迷い。尋ねるにも誰もいない。文明の力の「スマホ」でなんとか巡礼道にたどり着いた。四国八十八箇所を模したミニ巡礼道を歩く。途中で百合山の山頂への道があり一旦巡礼道を離れ山頂へ向かう。登ると景色がひらけ紀ノ川と桃源郷が見下ろせる広場に出た。サクラも満開だったので昼食を摂った。

食後は山頂へ。近くまで自動車で上がれるようで駐車場があり大勢の人がいた。山頂はサクラが咲き乱れ眼下には紀ノ川と桃源郷のピンクの絨毯。青空の下素晴らしい風景を楽しんだ。

久しぶりにメンバーが集りイヤな事を忘れてさせてくれた楽しい1日だった。


2020年3月29日 (日)

【京都府】京都一周トレイル 第8回 嵐山ー上桂

CL:YT 参加者:3人

コロナが騒がれている時期に催行したが、阪急嵐山駅に9時に集まったのは男性3人だけ。女性は遠慮された方が多かったようだ。

準備運動後歩き始めるが、この時期の嵐山としては人がいない。

まずは桜を見ながら、渡月橋を渡り川沿いに上流に歩く。どんつきから山側にあがると亀山公園で、大河内山荘の手前まで満開の桜や馬酔木を鑑賞してまた渡月橋を戻る。しばらく道路を歩き10時くらいに松尾大社手前から山道に入る。竹林を抜けると急坂になるが、比較的登りやすい。朝まで雨だったが道はそれほどぬかるんでなくて歩きやすい。所々ミツバツツジも咲いている。

何度か休憩しながら登って行くと、松尾山の手前あたりで前方を行く2人の登山者に追いつき挨拶する。聞くと地元の方でとてもこのあたりの地理にお詳しい。我々が松尾山に登るとわかると、それだけではもったいないから嵐山までいい道があるから歩きなさいと言われる。躊躇する我々に、案内してあげるとまで言われ、急遽予定を変更して付いていくことにする。確かに登りやすい見晴らしのいい道で、程なく嵐山山頂に着く。この先には烏ヶ岳までも行ける道があると聞くがまた次回のお楽しみとし、今回は目的地の松尾山に向けて踵を返した。元の分岐まで戻りここで地元のお二人と別れて食事とする。

見晴らしがよく渡月橋まで見渡せる場所であったが、風が強くだんだんと寒くなり食事後そうそうに歩き出した。

ここから松尾山山頂はすぐで記念撮影後に下山しだした。多少のアップタウンはあったが、無事に西芳寺川沿いの登山口に到着する。

少し下ると苔寺とも言われる西芳寺の門前だ。この前の橋は邀月橋(ようげつきょう)と言い朝鮮通信使が1443年にここを訪ね「橋の上にいると、まるで鯨の背中に乗って、大海原に浮かんでいるようだった」と感激している。拝観は予約制で2ヶ月前から受け付け1人3,000円とのこと。

その先を左に曲がると鈴虫寺とも言われる華厳寺で拝観の予定であったが、コロナのために残念ながら拝観停止であった。

西芳寺川沿いの桜を愛でながら阪急線の方に歩き早めに2 時半ころ上桂駅で解散となった。

 

伏見稲荷大社から始まった京都一周トレイルも東山から比叡山、蔵馬を通り高雄、嵐山で一応の終結をみた。


2020年3月22日(日) 滋賀県【賤ヶ岳】

 CL:OzT

当日の集合時間が早いためCLの権限により

前夜のNKH天気予報の降水確率が午後から60%のため

中止と判断しました

 


2020年3月15日 (日)

【大阪府】 第6回 大阪城トレーニングラン&ウォーク

CL:YT 参加者:2人

今回はコロナウイルスの影響で城テラスランニングベースが閉館中(3月17日からは開館予定)のため、参加者は銭湯、スポーツクラブで用意を整え集合となった。小走り〜速歩きで噴水前をスタートし北外堀を左回りに行き桃園を通る。桃の木はまだ小さいのが多いが花は見頃である。京橋口の橋を渡り内堀沿いをいくと、馬酔木がよく咲いている。普段は賑わう御座船もコロナで運休、極楽橋を渡り天守閣に行くと、ここも閉館。しかしレストランミライザ大阪城は営業中のため、ここでしばしのティーブレイク。城内の桜はまだ蕾が固い。桜門から内堀を渡り左へ、梅林を上から眺めると大部分梅は終わっているが一部はまだ咲いていた。玉造口で外堀を渡り市民の森を抜けて城テラスに戻り解散となった。

その後大阪城の入り口では桜が咲いていたとメンバーから報告があった。

今回利用した京橋の白玉温泉はランナーズ銭湯となっており、着替えを置いてランニング後に風呂に入れるシステム。ただ城テラスまでは少し距離があった。


2020年3月7日  (土)

大阪労山主催第49回戦跡ハイキング 

 参加者2人

元高校教師の森田さんに御懇切にガイド頂き、戦前からの大正区・港区に残る軍事や産業などに関わる史跡を見て歩いたが、何といってもハイライトは「なみはや大橋」からの絶景と、ノスタルジー漂う「赤レンガ倉庫」、そして今も市民の足として川面を走る「渡船」であった。北大阪に住む私にとっては、大阪港や大正はなじみが薄く、知らない町を巡り歩き、ミナト大阪の築港情緒を満喫できたのは新鮮で楽しいひとときであった。


2020年2月16日 (日)

【奈良】三峰山は降水確率のため中止となりました。 CL:YM


2020年2月8日 (土)

【大阪府】 第5回大阪城トレーニングラン&ウォーク

CL:YT 参加者1人

今回は史跡と前回よりだいぶ花開いてきた梅を見ながらをまわってみた。

ボランティアさんによると大阪城には10個の重要文化財の建物があるとのこと。

走ったり歩いたり止まって写真を撮ったり約7キロの行程であった。

写真:御座船と大阪城、石張りの焔硝蔵、金蔵、一番櫓、六番櫓、多聞櫓、大手門、等


2020年2月2日 摩耶山

参加者:3人 CL:OzT

急きょピンチヒッターのCL。計画の山行はコースが分からないので計画も変更。とりあえず困った時の摩耶山。

今回は久しぶりに阪急梅田駅に集合。新神戸駅まで電車を利用。らくらく快適。

新神戸駅より直ぐの公園で体操と準備のために立ち寄り。公園には大勢の人がいた。どうやら山の会のグループらしい。クリーンハイクを行うと話しをしている。ありがたい。お陰で山の美化が守られている。 

団体を見送り我々もスタート。今回摩耶山が初めてのメンバーもいる。摩耶山は展望も良いので選んで良かったと自己満足。

まず布引の滝へ。気のせいか水量が少ないと思うがやはりいつ見ても美しい。

みはらし台から貯水池へ向かう。途中ほうきを持って戻られる方とすれ違った。お掃除をされていたのか道が清められてとても美しい。本日2回目の感謝。

市原を抜けいよいよ本格的な登山道に入る。今回は3人なのでカメさんよりゆっくりな超スローペースで上る。余り長時間止まると体も冷えてしまうので休憩も立休憩で水分を取る程度にした。稲妻坂、天狗道とひたすら黙々と上るが風も無く汗もかかず気持ちいい。天気も良いためか登山者は多い。

山頂の広場に着くと既に大勢の人がお弁当をひろげていた。広場は意外に風が通るのか寒いので昼食はカフェを利用する計画にした。

カフェはカウンター席、ソファー席そしてこたつ(靴は脱ぐけれど)がありメニューもなかなか揃っている。お値段も手頃で味もなかなか本格的。カフェにして良かったと本日2回目の自己満足。次はケーキセットを頂こうと目論んだ。

カフェで暖かい食事を取り下山開始。青谷道を下る。ゆっくり下り休憩を1度挟んで一気に阪急王子公園駅まで戻った。

梅田駅で解散しアルコールの気配の無い清いハイクだった。


2020年1月26日(日)

【京都】愛宕山

CL:YM 参加者2人

阪急嵐山駅で集合した一行は駅前発9時12分のバスに乗り清滝へ。

バス停から川沿いを少し歩いて表参道を登り始めるが、今日のルートは月輪寺まわりとのことで分岐点まで戻り広場で準備運動をしたあと川沿いに歩き始める。このあたりは東海自然歩道と道が重なる。途中で川をはずれて山に入る道を行くが、これは結果的に月輪寺に向かうルートでは無く山頂への最短ルートであった。道はやがて杉の植林に入り登りは徐々にきつくなり、ボウル状の斜面の前方には壁が立ちはだかる。ここをつづら折りの道で登り切ると月輪寺からの道と合流となる。ここからは尾根沿いに登り、ところどころに絶景ポイントもありやがて愛宕神社の鳥居に到達した。休憩小屋にザックを置き、階段を上がりまずは山頂である本殿を参拝する。

ここは全国900社を数えるという愛宕神社の総本宮。「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれたお札は飲食物ではお馴染みの存在で、火伏せ・防火に霊験あらたかである。標高は924m京都府で11番目、京都市でも十指に入る高峰である。

お参りを済ませ少し下った最も絶景の、行きしなに目当てをつけておいた場所で食事とする。遠くには嵐山の渡月橋まで見えて、桂川の川筋は蛇のようにのたうっている。

帰りは表参道の予定を変更し、来た道を途中まで戻り、行きに行けなかった月輪寺を通る。お寺らしくない民家のような感じであったが、本堂と宝物館はしっかりしている。ここは明智光秀が本能寺の変の直前に連歌会で句を詠んだところらしく、今年の大河ドラマにもきっと出てくるであろう。

ときは今 雨が下しる 五月かな

宝物館には興味をひかれたが、鍵を開けてもらわねばならず、次回の楽しみとした。

ここからは下る一方で、登山道を出たところが空也の滝との分岐であった。川沿いにアスファルトの道を下り清滝バス停に出て解散となった。

 

おつかれ山でした!

YT記


2020年1月19日 (日)

【大阪府】第4回大阪城トレーニングラン&ウォーク

CL:YT 参加者:3人

大阪城城テラスで集合し、小走り~速足ペースで約5キロトレーニングできた。き

途中鷹匠の鳥たちを見たり、少しコースを外れて梅園を通り、満開の蝋梅や水仙、咲き始めた梅を鑑賞して、天守閣あたりを岡西さんの案内で見学した。我々の足音とともに春の足音が聞こえました。

お疲れさまでした。


2020年112日(日)

【初詣山行】三輪明神と三輪山、山野辺の道

CL:OkT 参加者3人

初詣で三輪山に上ることになり鶴橋駅に745分に集合し近鉄線で、いつもより早い時間だったのでゆっくりと座って桜井まで。ここから三輪明神を目指し山の辺の道に向かう。途中に道の駅に立ち寄り、地元産の野菜をゲット。少し曇っているが割合暖かく気分も爽快。山の辺の道の南の起点とされる仏教伝来之地碑に立ち寄る。日本に仏教を最初に伝えたと言われている所。この一帯を、日本最古の市のあった海柘瑠市場と呼ばれていたとのこと。ここで少し体をほぐし、いよいよ山の辺の道に入る。喜多美術館の前を通り、平等寺に立ち寄り、北に歩くと三輪稲荷神社を後に三輪明神に向かう。ここで今年の健康と安全を祈願して参拝、休憩所に荷物を置いて三輪山に上ることにした。古来よりもっとも聖なる山とされていて、春日山系では珍しくはんれい岩で形成され、山中には巨大な岩が数多く露出している。「三光の瀧、中津磐座,鳥山椒の林、高宮神社、奥津磐座」に。ここは(標高467.1m)ピストンで下山。丁度2時間余りの山登りで、12時近くになりお昼を取るために休憩所を借りる事にした。山行にしては暖かい場所での食事はありがたい。本殿に参拝をして、正門の鳥居より撮影をして、再び山の辺の道に進み、玄賓庵に立ち寄る。いつもは門が締まっているが、今日は門を開けお庭を見ることが出来た。又このお寺の木造の仏像もゆっくり見ることができ嬉しい事であり、道脇には地元産の野菜が置かれていて目には飽きることなく楽しみのできる山行となる。さらに北にすすむと桧原神社に天照大御神を祀り元伊勢とも呼ばれている。この辺りが日本最古の地と言われ卑弥呼伝説もこの一帯だと言われているらしい。歴史に詳しく興味のある方がいたので、日本最古の地を散策することに。色々な伝説や逸話などを聞きながら、街中を西に向き箸墓に向かうと、地元産業のそうめん山本の邸宅を横にして進み、箸墓の外堀を回り正面にたどり着く。日本最古の大きな前方後円墳であると案内してもらい、いわれや成り立ちまた逸話などを知ることになった。いつも国道で横を通っているのに、改めて歴史の面白さを知る。又国道を挟んでそうめんの山本の本店があったので、店中を散策し休憩を取る。巻向駅が近いので時間も良い(歩数計は27000歩余りを指していた)ので後の行程は次の機会にして、帰路に向かうことにした。巻向駅より桜井に出て、近鉄線で鶴橋駅に着く。4時過ぎになっていた。


2019年12月15日 (日)

【大阪府】古市古墳群ウォーク 納山会

CL:畠井浩先生 参加者:7人、懇親会のみ1人

10時に近鉄土師ノ里駅に集合するともう目の前が古墳である。畠井先生は古墳に大層詳しく詳細な資料と地図を人数分用意していただいた。

まずは道を渡り市野山古墳(5世紀中〜終わり 前方後円墳)へ。古市古墳群では4番目の大きさで230mある。允恭(いんぎょう)天皇の墓と言われ宮内庁の管轄で中には入れない。堀沿いに歩き大きさを実感して近くの陪塚も見る。陪塚とは大きな古墳に付随する古墳や塚のこと。

この唐櫃山古墳(5世紀後半 前方後円墳 53m)は道路と近鉄線のため一部が削り取られているが、残りの部分は整備の予定で、出土した石棺がビニールシートで覆われていた。

そこから駅に戻り反対側の鍋塚古墳(5世紀前半 方墳 50m)に行く。ここは上まで登れる。少し上っただけだが付近の地形がわかる。南から続いた尾根が北の大和川で落ちこんでいる。

そして仲津山古墳(5世紀前半 前方後円墳)に向かう。応神天皇の皇后仲姫命(なかつひめのみこと)の御陵とされ全長290mで古市では2番目の規模を誇る。外堀沿いに半周ほど歩き次は三ツ塚古墳のうちの一つの助太山古墳(5世紀前半又は7世紀 方墳)に着く。一辺36mと規模は小さいが、1978年に隣の中山塚古墳と八島塚古墳の間の周濠から2つの「修羅」が発掘された。小さい方でも3m、大きな方は9mという巨大なものであった。修羅とは巨石の運搬具で、実際に復元された修羅で巨石が運べることが実証された。その復元された修羅があるという道明寺天満宮に行く。発掘された修羅は二股の木が使われているが、復元修羅は2つの木を金属のボルトで繋いである。製作の指導は有名な宮大工棟梁の故西岡常一氏だそうだ。この日は本殿前で獅子舞奉納が行われていた。またここは野見宿禰の子孫である土師氏ゆかりの神社で、土師氏が改名して菅原氏になったとの事であった。また道明寺は道真の幼名道明にちなんで名前が付いた。

そこから小室山古墳(5世紀前半 前方後円墳 150m)へ。ここは公園のようになってい上部まで登れる。足元には葺石のような物が見受けられた。すぐ横は西名阪道が通っており、その高架下にもこんもりとした方墳で15mの赤面山古墳(5世紀前半)がある。保存のため西名阪道の橋脚を1つとばし側道も湾曲させたとのこと。

その先が大鳥塚古墳(5世紀前半)で110mの前方後円墳だ。公園のようになっており、墳丘にのぼることができた。盗掘に遭っていないとの事で今後の調査を期待したい。

そこから陪塚で50mの円墳、誉田丸山古墳を通りいよいよ古市古墳群最大の誉田御廟山古墳(5世紀中頃)に着く。425mの前方後円墳で古墳の大きさでは大仙古墳(伝仁徳天皇陵)に次いで2位だが、体積や表面積では全国一の巨大古墳で応神天皇陵とされている。拝礼所から見せていただき、この後外環状道路に出てそばうどん屋で昼食となった。

午後からは方墳37mの野中古墳(5世紀中頃〜後半)へ。ここからは甲冑や模造の武器が多数発掘され、武力を誇る埋葬者であったと推測される。

竹ノ内街道を通り浄元寺山古墳のすぐ南の西墓山古墳(5世紀前半 約20m 方墳)は形はほとんど残ってないが、鉄器等が発掘された。そこから墓地を抜け墓山古墳(5世紀前半)を間近で見てみる。225mの大型の前方後円墳で誉田御廟山古墳の陪塚に指定されているが、規模からいって大王の墓であろう。ここで地元の古老(藤井氏)から昔の古墳の様子や浄宗寺を案内してもらう。この寺には古い梵鐘や古墳の石棺をくり抜いて作った手水鉢があった。

もう一度竹ノ内街道に出てから野中宮山古墳(5世紀前半 前方後円墳 154m)に行った。入り口は公園のようになっておりまだ紅葉がきれいだ。後円部には野中神社があり、前方部は削られて幼稚園になっていた。その後に行ったはざみ山古墳(5世紀中頃 前方後円墳 103m)も水の侵食と宅地開発の影響でかなり変形していた。

ここから少し歩いてアイセルシュラホール展示室に行く。舟形埴輪の外観はユニークで、2階が歴史展示ゾーンとなっており古墳の出土品などが展示されている。あまり時間が無かったが今度ゆっくり見に来たいものだ。

ホールを後にし向かった先は岡ミサンザイ古墳(5世紀末〜6世紀初め 前方後円墳 242m)で仲哀天皇陵といわれるが明らかに時代が合わない。ここも宮内庁の管理のため外から眺めるのみである。近くの鉢塚古墳は幼稚園の敷地になっていてこれも外から見るのみだ。

以上で古墳群ウォークは終わり藤井寺駅から天王寺に出て、魚一で打ち上げとなる。

畠井先生、わかりやすい丁寧な説明ありがとうございました!

とりあえず今年の行事はここまで。

皆さまお疲れさまでした。

良いお年をお迎えください。

また来年よろしくお願いします。

 


2019年12月8日(日)大阪府〜奈良県 石切ー生駒ー宝山寺

CL:YT 参加者:4人

いつもより遅めに10時に新石切駅に集合し歩き始める。まずは細長いビルの裏のお地蔵様にお参りして石切神社の参道に入る。石切神社は長脛彦の持つ刀に由来したでんぼの神様、祭神は同じ物部氏で神武天皇に帰順した饒速日命(にぎはやひのみこと)である。正式名称は石切劔箭(つるぎや)神社。神社に着くとその一角に人だかりがしている。今日は神火祭とのことで、ゴマ木を神職巫女が神火炉にくべて、火の神の力により願いを浄化し純化させるお祭りとのこと。

本殿と周りの摂社をお参りして中庭から参道に入る。綿花が飾ってあるのを見て、このあたりは綿の産地であったとメンバーに教わる。土産物、漢方薬、占いが並ぶ商店街を抜けると石切大仏に出る。祠には大きな天狗の面。ここは赤蝮ドリンクで財を成した坂本氏が作ったもので蝮塚もある。この場所を借り準備運動とコース説明をしてさらに坂を登る。石切駅のガードをくぐり少し上ったところが上之社である。少し登っただけなのに大阪方面の眺めがいい。ここが最初に上之社として創建された場所で現在は石切神社の奥の院。現在の御本社は下之社であり、現上之社の御本殿は約460年前に下之社として造営された室町時代の建築とのこと。お参りをすませ音川沿いに辻子谷コースを行く。川沿いには老朽化した昔の大豪邸がいくつかある。製薬業で財を成したのだろうか。往時は水車がたくさんあり、薬を作り道修町を往復したという。水車が復元された場所もあり、ここで休憩し先を行くと程なく道は山道になる。かなり急なところもあるが階段を上りきったところが興法寺で役小角が開祖、大聖歓喜天を祀る。このあたりの紅葉はまたまだ綺麗だ。お昼時間となったので不動明王の護摩堂の腰掛けで食事の場所を借りる。ここからは頂上まではもう一息だが、登山道が閉鎖されている。やむなく道路に出て生駒遊園に着いた。今日の最高地点である。遊園地は閉鎖中であり、ここからは奈良方面を眼下に見ながら下っていく。宝山寺手前の岩谷の滝は修行所で滝行する人が引きも切らない。

宝山寺は生駒の聖天さんと呼ばれここも大聖歓喜天を祀る。商売の神様として広く信仰されている。本堂の本尊は不動明王、背後の切り立った岩壁には般若窟がある。多宝塔から奥の院まで足を伸ばし寺を後にして駅に向け石段を降りる。最近整備されたようできれいになっていた。無事に生駒駅に着いてよかった。

 



2019年12月1日【滋賀県】三上山 

参加者:4人 CL:OzT

滋賀県を通過する度に気になっていた三上山。やっと登れるチャンスがやってきた。天気も良く楽しみである。

野洲駅の正面の道を直進。住宅地を抜けて新幹線の高架をくぐる。今日登る三上山がどーんとそびえる。とても美しい山容。御上神社の石柱がありその奥に鳥居が見えた。まず境内に入る。三上山を御神体とする御上神社。本殿は国宝。拝殿は重文。とても厳かな雰囲気。

お参りを済ませ国道を横切り路地に入ると階段。ここが表登山口。獣避け柵を開けて入って行く。いきなり石段。美しい山容とは思えない急登が続く。しかしファミリー向けの山のようでチビッ子達も大勢登っている。彼らに道を譲りながら登る。途中見晴らしの良い場所に出た。のどかな町の風景。新幹線や貨物列車も走っている。鉄子にはたまらない。更に登ると割岩。メタボチェックができそう。もうひと登りすると展望所。その上が御上神社奥宮の祠がある山頂に着いた。

山頂は日陰で展望も無いためまた展望所に戻り昼食とした。素晴らしい景色がお弁当のおかずの一品になった。

ここから北尾根縦走路に向かう。登りより更なる急坂。北尾根縦走路は背の低い松に囲まれた尾根道。周りの山並みが燃えるように紅葉している。振り返れば三上山。もう最高の風景。

アップダウンを繰り返し妙光寺磨崖仏に立ち寄る。鎌倉時代作と言われているがあまり風化されず彫ったばかりのように美しいお地蔵さま。

下って近くに福林寺跡磨崖仏もあることが判り寄り道した。こちらは小さいながら数多く石仏があった。昔富豪が庭石に 持ち去る為に切った跡が痛々しく残っていた。

野洲駅へは旧中山道を通って帰った。どことなく風情の残っている町並みで最後の最後まで楽しめた1日だった。


2019年11月24日 (日)

【京都府】京都一周トレイル 第7回 + 紅葉狩り

CL:YT 参加者 2人

四条烏丸バス停Eから8時8分発の高尾行き8 系統に乗る。 

紅葉シーズンとあり早目に集合したが、烏丸始発のバスは発車時刻が近づくと長蛇の列。早目に並んで座れてよかった。

終点の高雄で下車するといきなりバス停前に真っ赤な紅葉の大木。テンションが上がる。

まずは清滝川を上流に行き西明寺へ。紅葉はまずまずだ。そして神護寺へ。350段あまりの石垣を上りそこからさらに本堂までは50段!一気に体は熱くなった。寺域も広く紅葉も多く見事であった。それでも門前の旅館の番頭?によると5日ほど前がピークだったとか。

ここからは清滝川沿いに下っていく。

ところどころに紅葉のきれいなところがあるが、一番は清滝の橋あたりであった。下るにつれ紅葉はピークになって行く。

清滝を過ぎると最短ルートはトンネル超えだが、京都トレイルは川沿いに進み山越えのルートだ。距離もしんどさもトンネルの比ではない。

鳥居本の平野屋のところでトンネルルートと合流してメインルートになる。ここからは観光客も増え、化野念仏寺、落柿舎を通り常寂光寺に参拝する。中門から先は紅葉のトンネルでまさに見事としか言いようが無く、今日一番の紅葉であった。嵐山に近づくにつれ観光客が増え、竹の道では外人さんで混雑して歩くのもやっと、渡月橋の通りは歩行者天国となって人があふれている。

そこから駅には行かず、名刹鹿苑院に寄り(紅葉はライトアップまでするようだがもひとつ)今日の山行は解散となった。その後単独で近くのスーパー銭湯天山の湯に入り身も心もほぐして帰路についた。

紅葉を見る目的では無かったが、はからずも一番いい時期に嵐山の紅葉を見れたようだ。

いよいよ京都トレイルも最終盤、次回乞うご期待!

 


2019年11月17日   奈良県高取山

参加者:4人 CL:OzT

そろそろ紅葉だよりが聞こえてくる。本日晴天。色づき具合はいかがなものか。

壺阪山駅を出てすぐ土佐街道。古い町並みがある。下屋敷門を移築した医院。とても名医っぽい。足元には薬草と薬効が書いてあるタイルもありなかなか雰囲気の良い町並み。

しばらく行くと「壷坂霊験記」のお里、沢市のお墓のある信楽寺。こちらで準備体操をする。

これよりまず壺阪寺を目指す。静かな山道を登り西国33ヶ所6番札所壺阪寺に到着。眼病封じで有名。せっかくなので拝観させて頂く。御本尊は十一面千手観音菩薩。近頃のパソコン業務で酷使している目がこれ以上悪くなりませんようにと祈祷。

お寺を一旦出て戻り高取城趾へ向かう。しばらくすると山道に入りまもなく岩肌のあちらこちらに石仏群が刻まれた五百羅漢。室町時代に作られたと言う。数多くの仏様に圧倒されつつどんどん登る。

時間的にお昼だがなかなか良いポイントが無く気が付くと石垣が現れた。

三ノ丸跡、二ノ丸跡と進むにつれて立派な石垣が次々と現れる。壮大な山城だったことを体感、想像した。そしてひときわ高い石垣に囲まれた高取城本丸跡。本日の最高点なり。

ここからしばし山並みを眺めた。

下りは三ノ丸跡から土佐街道へのルート。途中国見櫓跡へ寄る。こちらもなかなかの絶景ポイントだった。そのまま下ると猿石があった。飛鳥にある猿石と同じもの。どんどん下って砂防公園に着くともう町並み。壺阪山駅までぶらぶら歩いて帰路に着いた。


2019年11月10日 (日)

【大阪府】第3回大阪城トレーニングラン&ウォーク

CL:YT 参加者:5人

 大阪城城テラスで集合し各自ペースを守りトレーニングできた。

お疲れさまでした。 


く2019年11月3日(日)   剣尾山

参加者:4人 CL:OzT

 剣尾山は公共交通機関を利用すると行きは山下駅8時35分発のバスのみ。帰りは能勢の里16時2分発のみというアクセスの悪さが難点。

 しかし今回メンバーの一人が夕方に予定が有ると言うことでマイカーで参加された。集まった我々も便乗させて頂きムダなく登山を楽しむことができた。感謝です。

 さて登山の報告。

 能勢温泉にハイカー専用の無料駐車場があり利用させて頂く。この駐車場に戻る行程である。登山口へは少し戻る。キャンプ場を過ぎると最初で最後のトイレ。そこで地元の方が月峯寺の絵巻の解説をされていた。しばし耳を傾ける。

 そしていよいよ本格的な登りとなる。丸太階段の道が巨石を縫って続く。変化があり息は上がるがぐいぐい登れる。大日如来の磨崖仏を過ごし行者堂に到着。

 ここから行場への道があり有志で向かった。進んで行くと巨石が並び途中に役の小角を祀った祠があった。ありの戸渡、西の覗き、胎内くぐりなど修験の場を少し体験した。いつもなら素通りで初めて足を踏み込んだが展望も良くテンションが上がった。行者堂に戻り理源大師や不動明王が彫刻された行場から東の覗きを経て行者山山頂。味気のない山頂だった。 

ここからは整備された山道で窯跡、六地蔵、月峯寺跡を通る。そして登りきったら剣尾山の山頂。

巨岩がたくさんあり眺望も良く北摂や京都の山々が連なる。少し早いがここでランチタイムを摂った。

午後から横尾山に向かう。一旦下り登り返したら横尾山かと思ったら国境境界石。ガックリしたが気分を取り直してしばらく行くと横尾山山頂。こちらはあまり展望は良くなかった。

後は下りのみ。急坂を一気に下る。するとトンビガラの岩峰帯と呼ばれる場所に出た。ちょっぴりアルペン気分を味わった。鉄塔があり眺めも良かったので一息入れているとポツリと顔に当たるものが。アレアレ雨ですか。早々に出発した。しばらく進むと能勢の里の敷地に入り21世紀の森に着いた。小鳥のテラス、ひと休み峠を経てお疲れ様。駐車場に帰って来ました。